苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

聖書講解

神と相撲を取る

創世記32章 2017年2月19日 苫小牧夕拝 32:1 さてヤコブが旅を続けていると、神の使いたちが彼に現れた。 32:2 ヤコブは彼らを見たとき、「ここは神の陣営だ」と言って、その所の名をマハナイムと呼んだ。 32:3 ヤコブはセイルの地、エドムの野にいる兄のエサ…

井作さん  

創世記26:12−332017年1月15日夕礼拝イサクは、父のコピーだといわれますが、ここまで見事にコピーできたら、たいしたものです。 1.喜ぶ者とともに 12節から16節。カナンの地が旱魃になって、イサクと一族は避難民としてゲラルの地に身を寄せてきまし…

アリとキリギリス

ルカ15:1,2および11−32(特に後半) 今日は、放蕩息子のたとえの後半です。まず大きな枠組みを確認します。当時のユダヤの律法の先生たちは、取税人・罪人を毛嫌いして寄せ付けませんでしたが、主イエスは彼らのことをも歓迎したのです。律法学者・…

自分の十字架を負うとは

マルコ8章31-38節 2017年1月8日 苫小牧主日礼拝1 受難と復活の予告 (1)主イエスの使命 「あなたは生ける神の御子キリストです。」というペテロの信仰告白を聞き届け、ご自身の教会の設立を宣言なさると、イエス様はただちにご自分の受難を予告なさいます…

神の都をめざして

詩篇121新年礼拝 2017年1月1日 苫小牧教会主日元旦礼拝 詩篇120―134篇は「都のぼりの歌」という表題がついています。これらは神の都エルサレムでの礼拝を目指して旅をする巡礼の歌です。天の都をめざして地上を旅する私たちと重ねあわせられて、味わいま…

家畜小屋を選んで

Lk.2:1−72016年12月25日 苫小牧クリスマス主日礼拝 2:1 そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。 2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。 2:3 それで、人々はみな、登録のために、…

聖なる貪欲

創世記25:19−34 2016年12月18日 苫小牧 25:19 これはアブラハムの子イサクの歴史である。アブラハムはイサクを生んだ。 25:20 イサクが、パダン・アラムのアラム人ベトエルの娘で、アラム人ラバンの妹であるリベカを妻にめとったときは、四十歳であっ…

聖なる経験

マルコ9:1−8 2016年12月11日 苫小牧朝拝 9:1 イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。ここに立っている人々の中には、神の国が力をもって到来しているのを見るまでは、決して死を味わわない者がいます。」 9:2 それから六日たって、…

神の友アブラハム

創世記22章2016年11月27日 主日礼拝 1.試練 「これらの出来事の後、神はアブラハムを試練に会わせられた。」 アブラハムの生涯は、ここにいたるまでさまざまの試練に満ちていました。けれども、それらの試練はこの22章に記される試練に比べれば、…

見つめよ

マルコ8:22−26 2016年12月4日 苫小牧福音教会 8:22 彼らはベツサイダに着いた。すると人々が盲人を連れて来て、彼にさわってくださるよう、イエスに願った。 8:23 イエスは盲人の手を取って村の外に連れて行かれた。そしてその両目につばきをつけ、両…

墓所を得る

創世記23章 2001年6月17日夕礼拝 序 「アブラハムはサラのために嘆き、泣いた。」アブラハムにとって、127歳で死んだサラは、100年以上も連れ添った妻である。結婚五十年の記念の金婚式を迎えることが出来る夫婦はまれであるのに、その倍の百年を連れ…

パン種に注意

マルコ8:1−21 2016年11月27日 お読みした箇所は、まず1節から10節が「四千人給食の奇跡」の記事、11節から13節がパリサイ人が「しるし」を求めてきたという記事、そして14節から21節は「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種に警戒せよ」とい…

エパタ!

Mk7:31−37 2016年11月13日 苫小牧福音 7:31 それから、イエスはツロの地方を去り、シドンを通って、もう一度、デカポリス地方のあたりのガリラヤ湖に来られた。 7:32 人々は、耳が聞こえず、口のきけない人を連れて来て、彼の上に手を置いてくださる…

母と子

創世記21:8-212016年11月13日 苫小牧1.母と子8節から9節:イシュマエルがイサクをからかう 神が90歳の石女サラに笑いかけてくださって、イサクが生まれました。待ちに待った一人息子です。アブラハムとサラはどんなにうれしかったことでしょう。彼らだ…

イエス様もビックリ!

マルコ7:24−31(説教題を「丁々発止」から改訂しました)2016年11月6日 苫小牧福音 7:24 イエスは、そこを出てツロの地方へ行かれた。家に入られたとき、だれにも知られたくないと思われたが、隠れていることはできなかった。 7:25 汚れた霊につかれた…

神は笑う

創世記21:1−7 2016年11月6日 21:1 【主】は、約束されたとおり、サラを顧みて(パカド)、仰せられたとおりに【主】はサラになさった。 21:2 サラはみごもり、そして神がアブラハムに言われたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。 21:3 ア…

召命は変わらず

創世記20章2016年10月30日 苫小牧夕拝1.アブラハムの引越し 「アブラハムは、そこからネゲブの地方へ移り、カデシュとシュルの間に住み着いた。」(創世記20:1)アブラハムはなぜ引っ越したのでしょうか。ソドム滅亡の事件の衝撃がアブラハムにとってあ…

心を洗え

マルコ7:1−232016年10月30日 苫小牧福音教会 宗教改革記念礼拝1.パリサイ人たちの抗議 イエスと弟子たちによる伝道活動が、ガリラヤの民衆に支持されているという報せをエルサレムにあるユダヤ教の総本山は快からず聞いていました。彼らが特にイエスを危険…

エゴー・エイミ

マルコ6:45−56 2016年10月23日1.権力への誘惑(1)人々の求めと主イエスの考え 五千人給食が終わると、「それからすぐに、イエスは弟子たちをしいて舟に乗り込ませた」とあります。主イエスは弟子たちを五千人の人々から引き離したかったのです。な…

ソドム滅亡

創世記19章2016年10月23日 1.ロト―――腐った鯛(1)腐っても鯛 主はこれまで何度も摂理をもってロトに警告を与えてこられました。「ソドムの町に近づくな。ソドムは滅びの町である」と。彼は最初ソドムのそばに住みました(創世記13:12)。けれ…

欲がはらむと罪を生み・・・

マルコ6:14−292016年10月2日 苫小牧主日朝礼拝1.ヘロデ王の背景と概要 聖書には「ヘロデ」という名の人物が何人か出てきます。ヘロデの王家というのは、イスラエル人ではなく、イスラエル人から言えば仲の悪い遠い親戚であるイドマヤ人でした。イドヤマ人の…

全能の神の契約

創世記17章2016年10月2日1.全能の神の恵みが明らかにされるため―――人の力が尽きるとき ついにアブラムは99歳を数えるまでになり、妻サライは十歳下の89歳となりました。夫婦そろって、もはや決して子どもを産むことはできないからだとなりました。肉の力が…

十二弟子の派遣

マルコ6:7−13 2016年9月25日 苫小牧主日礼拝 1.模範 やって見せ、言って聞かせて 教育については、聖書からいろいろなことが考えられますが、その1つは模範ということです。旧約聖書申命記6章には、子どもの信仰教育について次のように言っています。 「6:…

つまずきの石

マルコ6:1−6 2016年9月19日 苫小牧主日朝礼拝 6:1 イエスはそこを去って、郷里に行かれた。弟子たちもついて行った。 6:2 安息日になったとき、会堂で教え始められた。それを聞いた多くの人々は驚いて言った。「この人は、こういうことをどこから得たのでし…

主の約束の真実

創世記15章 2016年9月11日 苫小牧主日朝礼拝 アブラムが主の約束を信じて故郷を後にしてから、数年がたちました。その間に、飢饉を恐れて約束の地を捨ててエジプトに下る過ちを犯したり、カナンの地に帰還してからはロトと別離することになり、そして東方の…

おなかがすいているでしょう

マルコ5:21−432016年9月11日 苫小牧主日朝礼拝1 会堂管理者ヤイロ・・・・プライドを捨てて 主イエスはゲラサの地から、カペナウムに再び戻ってこられました。 5:21 イエスが舟でまた向こう岸へ渡られると、大ぜいの人の群れがみもとに集まった。イエスは…

虜(とりこ)の解放

マルコ5:1-202016年9月5日 苫小牧主日朝礼拝序 5:1 こうして彼らは湖の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。 5:2 イエスが舟から上がられると、すぐに、汚れた霊につかれた人が墓場から出て来て、イエスを迎えた。 主イエスの一行は嵐のガリラヤ湖を過ぎてよう…

神に栄光を帰せ

創世記14章 http://www.y-history.net/appendix/wh0101-003_1.htmlより 1.メソポタミア連合軍の襲来 本日の聖書本文は、紀元前二千年当時(今から四千年前)のオリエントの政治地図を反映しているという意味で、歴史に関心のある人にとっては、たいへん…

捨ててこそ得る

創世記13:5-18 2016年8月28日 苫小牧主日夕拝 13:5 アブラムといっしょに行ったロトもまた、羊の群れや牛の群れ、天幕を所有していた。 13:6 その地は彼らがいっしょに住むのに十分ではなかった。彼らの持ち物が多すぎたので、彼らがいっしょに住むことがで…

この方は誰か?

マルコ4:35−412016年8月27日 4:35 さて、その日のこと、夕方になって、イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言われた。 4:36 そこで弟子たちは、群衆をあとに残し、舟に乗っておられるままで、イエスをお連れした。他の舟もイエス…