苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

家庭

受けるより与える方が幸いである

昨日、娘が結婚をしました。司式者は牧師である私です。式の直前、着替えてきた娘が「お父さんへ」という手紙を渡してくれました。「あとで読んでね。」と言って。 ここ数日、娘の結婚が幸いであるようにと祈りつつ思いめぐらしていると、「受けるより与える…

若い同労者の結婚のお祝いに

今日は嬉しい日でした。この春に北海道のある町の教会に赴任した若い同労者が10月末に結婚をされ、今日はお祝いの会がその教会堂で行われたのでうかがってきました。新郎新婦ともに牧師の家庭に祈られて育った人で、結婚への導きについても祈りの中でたしか…

結婚記念日

きょうは34回目の結婚記念日でした。紅葉が残っているかなあと支笏湖のそばの林間道路、色彩街道を走りました。ほとんどが枯れ落ちているなかで、赤と黄色の楓だけが美しかった。 行き先は、北海道の人なら知っているきのこ王国でした。生涯、神様を愛し、…

カボチャの切り方

固いカボチャを切るのはなかなかたいへんですよね。包丁がすべったら手をけがしそうですし、包丁が挟まれて抜けなくなるし。先日、教会のメンバーのお父さんのAさんから、カボチャの楽な切り方を教わりました。 普通、カボチャはヘタを上にして、お尻を下に…

女は男のあばら骨から

昨日、小諸に還暦を迎えた義兄のお祝いに行って来ました。集ったのは義兄義姉たちと私たち夫婦とそれぞれの子どもたちです。この甥や姪たちには、子どももいたりします。義兄は、「世間では第二の人生といいますが、人生は一つしかないものなので、これまで…

失敗したスタート

今年は栗が豊作です ふりかえれば私自身の結婚生活のスタートは失敗だったなあと告白します。当時、私は牧師になって三年目で、しかも、あるむずかしい勉強をするために週に二回は学校にかよっていて徹夜仕事は週二回か三回。それは多忙な毎日でした。伝道者…

つばめも巣を

「うちにもつばめが巣を作ってくれたらいいのになあ。」子どもの頃、春になってつばめが近所の軒下に巣づくりを始めるといつもそんなことを考えていた。けれども、私が住んだ家には一度もつばめが巣を作ってくれたことがなかった。 ところが、今年、初めて北…

一体となる前に

「それゆえ男は、その父母を離れ、妻と結び合い、二人は一体となるのである。」創世記二:二十四 聖書は、正しい結婚の三段階を述べています。第一に父母から自立し、第二に結婚し、そして第三に二人は共に暮らし肉体的にも一つになるのです。親から自立し、…

愛と性欲

「しかし、アムノンは彼女の言うことを聞こうとはせず、彼女をはずかしめて、これと寝た。 ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。『さあ、出て行け。』」第…

兄弟

旧約聖書にヤコブとエサウという双子の兄弟が登場します。双子とはいえ、二卵性双生児であったらしく、似ても似つかぬ二人。兄エサウは子どものころは外遊びが好きで、長じては筋骨隆々で毛深く、ハンティングの名人となりました。性格は粗暴なところがある…

丸テーブルの脚を作りました

もう15年ほど前から丸テーブルを使っている。義兄夫婦が昔使っていたという二人用のテーブルの脚に、パインの集成材の板を三枚はぎ合わせて作った丸い天板をくっつけて使ってきたのだ。だが、脚のほうの付け根が痛んでガタが来てしまった。 丸テーブルは端っ…

ピーッピーッピーッ、火事です!

今日は長男の誕生日で、夕飯は本人の希望で、自宅で焼肉パーティとなった。兄が来たとき、借りたホットプレートでお好み焼きを作ってもらったあと、これは便利だと買って一度使って以来、使っていなかったホットプレートを運び出して、いろいろ準備して、さ…

アムノンとタマル・・・若い娘さんたちに

荒ぶる千曲川 「しかし、アムノンは彼女の言うことを聞こうとはせず、彼女をはずかしめて、これと寝た。 ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。『さあ、出…

娘の旅立ち

(だいぶ以前の文章です。) 小学二年生の娘が転校することになった。引越したので、校区が北牧小学校から小海小学校へと変わったためである。二年生とは言っても、保育園からずっとクラス変えもなく五年間いっしょに歩んできたお友だちと別れてしまうのはさ…

つばめも巣を

(今年も、庭のムクゲが咲きました。韓国の国花で、ムグンファ無窮花と呼ぶそうです。この花が咲くと、一昨年若くして天に召された教え子を思い出します。) 「うちにもつばめが巣を作ってくれたらええのになあ。」 子どもの頃、春になってつばめが近所のお米…

相手の非を突くことばかり考えないで

5月16日国会で自民党塩崎氏と菅総理の対論において、総理は福島原発事故調査委員会のメンバーの選任は総理が行なうとし、塩崎氏は国会が行なうべきであるとしている。要するに、自民党は今回の事故を総理の初動の間違いが原因であると追及したいので自分たち…

失敗したスタート

(寒風の中、けなげに咲く路傍の小菊) ふりかえれば私自身の結婚生活のスタートは失敗だったなあと告白します。当時、私は牧師になって三年目で、しかも、大学院に週に二回はかよっていて徹夜仕事は週二回か三回。それは多忙な毎日でした。伝道者というのは…

恋わずらい?

昨日、夕べの集会中に胸苦しくなって、気分が悪くなり、血がさがる感じがして、面白いことにおしりが熱くなっていたたまれなくなった(注:おもらししたのではありません)。三四週間前から、胸苦しさを仕事中感じていたのだが、こんなに具合が悪くなったの…

男らしさ

「人は言った『あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。』」創世記三:十二「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも自分の妻を愛しなさい。・・夫も自分の…

男は男らしく、 女は女らしく

「女は男の衣装を身につけてはならない。また男は女の着物を着てはならない。すべてこのようなことをする者をあなたの神、主は忌み嫌われる。」申命記二十二:五 次の文章は、通信小海117号(2003年7月号)の記事である。 数年前、小学校の体操服の色が変わっ…

えこひいき

旧約聖書にヤコブとエサウという双子の兄弟が登場します。双子とはいえ、二卵性双生児であったらしく、似ても似つかぬ二人。兄エサウは子どものころは外遊びが好きで、長じては筋骨隆々で毛深く、ハンティングの名人となりました。性格は粗暴なところがある…