苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

出会い

幼稚園の担任の先生から電話

千鳥幼稚園時代の担任のO先生からひさしぶりのおでんわがありました。キリスト教会付属の幼稚園だけれど、卒園生で牧師になったのはしゅうちゃんだけなので、貴重なのだそうです。電話のなかで、「幼稚園のクリスマス会で、『幸福の王子』の劇をしたことがあ…

ひだかバイブルキャンプ

火曜日から昨日金曜日まで、宣教区の日高バイブルキャンプに出かけてきました。会場は国立日高青少年自然の家でした。参加者83名。今回のテーマは「みことばのパワー」でした。子どもたちの元気な賛美、運動会の大熱狂の歓声に圧倒されました。コロナでキ…

渡邊賢治先生から巻紙の

美園町の散歩から帰ったら、渡辺賢治先生から巻紙の暑中お見舞いと、赤い軸の筆が届いていました。先生の書体は、どっしりしていながらさわやかさがあり、しかも読みやすいからいいですねえ。こんなふうに書けるといいですね。私もいただいた筆でたくさんみ…

『私は山に向かって目を上げる—信州南佐久における教会開拓ー』

今日、信州南佐久郡開拓伝道の本『私は山に向かって目を上げる』が、ついに出来上がったということで、出版社から連絡をいただきました。内容は、連載した原稿だけでなく、いろいろと信州で経験した興味深い出来事を書き加えて倍くらいになっているかなあ。 …

迷子になった

昨日はHBIサンデーの働きで、札幌市南区に行きました。ヒグマがたくさん出没する駒場公園のあるところです。コマ場でなくクマ場公園です。山並みに囲まれていて、新緑が美しく、信州を思い出しました。 教会は「日本福音キリスト教会連合札幌南福音キリスト…

近刊『私は山に向かって目を上げる -信州南佐久における教会開拓の記録-』

昨日、私は満65歳になりました。神様が、この地上であと何日、何年歩みなさいとおっしゃっているのかはわかりませんが、いつ主が来られてもよいように、福音のために一日一日生きて行ければなあと願っております。 今、南佐久郡開拓伝道の記録の本を作ってい…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。皆様の上に、神様の祝福が豊かにある2023年でありますように。 世界では戦争と戦争の噂の一年でしたが、昨年の身辺の出来事を振り返ると、苫小牧福音教会では、春に若い二人が洗礼を受け兄…

KGK年末聖書合宿で

水曜から昨日までの北海道KGKの年末聖書合宿は、学生56名、スタッフ7名のあつまりでした。私は創世記1章から3章を、1 三位一体の神と人と世界—多様性と統一性と歴史性2 「神のかたちのかたち」としての人とその堕落3 神との和解ー原福音の二つの表現とい…

予告『わたしは山に向かって目を上げる—南佐久郡開拓伝道の記録と考察―』

『舟の右側』誌から求められて、『わたしは山に向かって目を上げる—南佐久郡開拓伝道の記録―』という連載を1年間して来て、最終回が終わりました。すると、「まとめて加筆して本にしましょう」ということになり、今、その原稿をまとめています。見開き2ペー…

元小海町町長、黒澤榮太郎氏ご逝去

小海町元町長、黒澤榮太郎さんの訃報が入りました。南佐久郡小海で開拓して7年目の秋に会堂を得たのですが、その会堂用地取得の時には、お世話になりました。分譲の条件に「住宅にかぎる」とあったので、礼拝堂兼牧師宅を建てることは可能かどうか、役場に聞…

信仰告白に生きること

昨日、今日と、登別温泉郷で3年ぶりの対面の宣教区の修養会で、藤田敦(おさむ)牧師を迎えて3回にわたる説教をしていただきました。ペテロに神が賜った信仰について、ピリポ・カイサリアでの信仰告白、カヤパの官邸で主イエスの裁きが行われたとき下の中庭…

もう13年も経ったんですね

昨日はKGKの総主事と北海道地区責任主事お二人が訪ねて来てくださいました。総主事の吉澤兄は、2009年度の東京基督神学校の教会史クラスで学んだ人でした。あれから13年も経ったのですね。あの年の秋はインフルエンザが流行して最後のクラス2回分だったか、…

小海キリスト教会と松原湖バイブルキャンプ

6年ぶりに前任地の小海キリスト教会に招かれて、礼拝のご奉仕と午後の修養会のご奉仕をしてきました。朝礼拝は「人生は礼拝」(ローマ書12章1,2節)、修養会では「αでありωであるキリスト」。 前日夕方に荒籾牧師家族と教会の役員さんのご家族といっし…

天国のお土産

昨日は施設に入っている92歳ですが、健脚で聡明な姉妹が相談に見えたので、お話をうかがい、そのあと妻も一緒に、美園の桜、北大演習林、高丘のタワー、金太郎池の桜並木にグルーっとお連れしました。最初は曇天でしたが、金太郎池に行ったころは青空が見…

傲慢にならないように

朝食の後、妻と一緒にみことばを開いて、いっしょに祈りました。妻は今回の『新・神を…』の出版を親友たちにもまさって喜んでくれていますが、「修治さんの本が多く用いられ、多くの方たちの助けとなりますように。でも、そのことで傲慢になって悪魔のわなに…

山口陽一先生からのコメント2つ

『新・神を愛するための神学講座』出版にあたって、東京基督神学校以来の友人山口陽一牧師(東京基督教大学学長)が、コメントを寄せてくださったので、ここに転載しておきます。山口先生は、かつて同盟基督教団徳丸町キリスト教会の牧師でした。今回の出版…

洗礼への主の導き

昨日、今年最後の主日礼拝で、70代半ばのSさんという男性と、40代後半のKさんという男性が、父子聖霊の名によって、洗礼を受けられました。 Sさんは、キリスト教と縁がなく真の神様を知らずにずっと生きて来られました。いろいろな仕事をしてこられた方…

北海道宣教区聖会 朝岡勝先生

本日、午後と夕べに北海道宣教区聖会に朝岡勝先生をお迎えして、黙示録22章からメッセージをいただきました。オンラインの聖会で、苫小牧ではyoutubeで参加しました。 目を閉じて耳を澄ましていると、もう40年前に土浦めぐみ教会の礼拝堂で聴いた父上の朝岡…

かくありたい

若い頃、『旅人』という湯川秀樹の若き日の自伝を読んで以来、この人物に関心がある。下の文章を見つけたので、ここに置いておく。 森毅は、晩年の湯川秀樹の人柄をしのばせるエピソードをいくつか紹介している。 最初のは森敦が森毅に教えてた話。 おそらく…

三光町

今朝、三光町の道を全部歩き終わりました。白髪のおばあちゃんが、庭掃除をしていらして、「双葉町の牧師です。ぼくが書いたので、読んでみてください。」と通信を渡すと、「ありがとうございます」と受け取ってくださいました。このあたりの人は、だいたい…

早起きは三文の徳

今朝5時半、気温は18度。半袖だと少し肌寒い。森の近くの住宅街をトラクト散歩していたら、大きな雄鹿が悠然と散歩していました。最初、道路をすたすたと歩いていたのですが、ふと民家の庭に入ってゆきました。早起きは三文の徳。 ヒグマでなくて、助かり…

林俊宏牧師召天

林俊宏先生召天。あまりに突然の報せでした。一昨日、ご長女から報せをきいて思い浮かんだのは、「エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。」(創世記5:24)というみことばでした。といっても、今も全然実感がわかないのです…

元無神論者、今牧師

www.youtube.com 私が週に一度、クラスに出かけている神学校、北海道聖書学院(HBI)の卒業生である村田牧師ご夫妻のYouTYubeの番組に出させていただきました。私が若い日どんなふうにイエス様と出会ったかを話しました。

テレビとネットのちがい

久しぶりにテレビを見て気付いたのは、自分はせっかちになっているなあということ。パソコン、ネットで、自分の見たいこと、知りたいことだけを、ぱっと見つけてそれ以外は見ないという習性がついてしまったようです。けれども、こういうことをしていると、…

再会を期して

この春、北海道聖書学院を卒業したばかりの姉妹のお母さまが、急逝されて、静内にお葬式に行ってきました。1958年生まれ、私と同学年の女性です。 今回初めて知ったのですが、彼女は中学生のときに、今私が仕えている苫小牧福音教会で洗礼を受け、後に、…

別れ  祝福がありますように

今日は礼拝、教会総会がありました。 礼拝の中では、来週から伊達の教会で礼拝生活を送られるH兄のあかしがありました。H兄には、どれほど多くの兄弟姉妹たちが助けられ、励まされたことでしょうか。私もどれほど助けられたかわかりません。そこにH兄がいて…

小鳥

大学時代の同級生M君が苫小牧を訪ねてくれたので、名物カレーラーメン(味噌ベース)をいっしょに食べたら、すごくおいしかったみたいです。 そのあと、北大演習林に行って、少し散歩をして写真を撮ろうとしていたら、小鳥たぶんコガラが、私たちに興味をも…

若い同労者の結婚のお祝いに

今日は嬉しい日でした。この春に北海道のある町の教会に赴任した若い同労者が10月末に結婚をされ、今日はお祝いの会がその教会堂で行われたのでうかがってきました。新郎新婦ともに牧師の家庭に祈られて育った人で、結婚への導きについても祈りの中でたしか…

世界中、今や

世界中 今やコロナに明け暮れて ふと見る窓に 昼の月あり 今井百合子 かつて苫小牧の教会のメンバーで、脊椎の病を得てから札幌に越されて久しい今井百合子姉から電話がありました。姉妹は歌人なので、何か一首浮かびませんかと申し上げたら、この一首を詠ん…

結婚記念日

きょうは34回目の結婚記念日でした。紅葉が残っているかなあと支笏湖のそばの林間道路、色彩街道を走りました。ほとんどが枯れ落ちているなかで、赤と黄色の楓だけが美しかった。 行き先は、北海道の人なら知っているきのこ王国でした。生涯、神様を愛し、…