説教余禄
昨日イブの集いでは、オスカー・ワイルド「幸福の王子」の紙芝居のあと、ピリピ書2章を解き明かしました。こちらにあります。幸福の王子は、キリストを表しています。ではツバメは誰を表しているのでしょうか。 よかったら、こちら↓をご覧ください。 http://…
最近、「神様は生きていて、祈りに応えてくださった!」という喜ばしい経験を聞きました。そのポイントとなった先日の説教の部分をお分かちします。 山を動かす信仰の祈りのはずなのに答えられない。それを妨げているものは何か?そして、それを打ち破る祈り…
マルコ伝はダイナミックで生の証言という印象が強いとはいうものの、では粗野な書きぶりなのかというと、そうではない。むしろ、その文章の構成には工夫が見られる。たとえば「挿み込み法」である。このネーミングは筆者が勝手につけたもの。第一の例はマル…
マルコ福音書の山上の変貌記事で気になることを書いたついでに、ルカの変貌山の記事の特徴もメモしておく。それは、不思議な眠気である。「ペテロと仲間たちは、眠くてたまらなかったが、はっきり目がさめると、イエスの栄光と、イエスといっしょに立ってい…
マルコ福音書の記者はある青年のストリーキングを記録している。ゲツセマネにおける次の記述である。「ある青年が、素はだに亜麻布を一枚まとったままで、イエスについて行ったところ、人々は彼を捕らえようとした。すると、彼は亜麻布を脱ぎ捨てて、はだか…