苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

コスモス

 今朝はJR苫小牧の東隣の駅前北を散歩。歩き終わって、平屋のショッピングセンターの駐車場でソルティライチを買いました。おいしい。
 道端に咲く花のようすは、季節の移り変わりをつげています。教会の前にはコスモスとワイルドキャロット(ノラニンジン)。

 

十勝めぐみ教会

 きょうは十勝平野音更町まで行ってきました。十勝めぐみ教会の開拓十周年記念礼拝に参加するためです。70人ほどが集まり、ともに賛美をささげ、証をうかがい、みことばを聞きました。ぼくは祝辞の係だったので、ヨハネ10章2,3節から、「主の羊は主の声を知っている。だから羊を呼び出したいなら、主の声で呼ぶことが肝心である。主の声とは純正なキリストの福音である」という話をしました。ああ、そうそう鼻笛はもちろん吹きました。曲目は「進め 主イエスの兵士らよ」。

都知事選で注目したこと

 都知事選は一応小池百合子さんが都知事を続けることになりましたが、注目されたのは石丸さんでした。石丸さんだけが、地方の首長をしたものとして東京都のことだけでなく日本全体のことについて発言していたからです。20年後には、日本の人口は1300万人も減るそうで、このまま放置すれば、東京をはじめとする大都市に中小の地方自治体の人口は吸い取られてしまい、地方自治体はつぶれてしまうことになる。そうなれば、東京もまた地方の支えを失ってダメになってしまうと指摘していました。したがって、東京一極集中を止めて地方に分散しなければならない、ということです。

 もっともな主張だと思いましたが、今日明日の自分の生活に関心がある都民に対する説得力がどれほどあるかなあ、と思いました。東京一極集中を止め、分散を促す行政としての方法について石丸さんは具体的なことを言っていないなあと感じました。

 地方に魅力がなく、東京に魅力があるから、東京に人口が集中するというのが石丸さんの主張ですが、ならば東京都知事としてできることは、東京の魅力をなくすことがその方策ということになります。私などが思いつく単純なことは、東京都23区の住民税を2倍、3倍にすれば、地方分散ができるようになるだろうということです。そうすれば23区には、それでも「都民」のステータスが欲しい人々、お金持ちだけが住むようになるでしょう。ニューヨークのように。ですが、石丸さんはそういう方法は考えていないと言っていました。まあ、「私が都知事になった暁には、住民税を3倍に上げます」と言ったら、絶対に選挙で票が得られませんしね。でも、他にどんな方法があるのでしょう?

岐阜、長野へ

 苫小牧に赴任してから、(役員さんは「夏休み取ってください」と言ってくださっていたのですが)、今回初めて思い切って、月曜から金曜までまとまったお休みをいただいて、妻と二人で岐阜と長野の義兄姉たちを訪ねました。そして昨日、無事涼しい苫小牧に戻りました。
 苫小牧よりも10℃から15℃高い地に出かけるので警戒していました。1日目は、予想通りの暑さの岐阜でしたが、三番目の義兄の家が今風の全館エアコンのスペイン風の中庭のある美しい家で快適でした。二日目は斎藤道三織田信長ゆかりの岐阜城に登りました。といっても9割はロープウェーですが。下は岐阜城天守閣からの眺望。

信長が見た濃尾平野


 三日目は長野県の小諸にある、二番目の義兄の家にJRで移動。窓外の山々と田んぼと瓦屋根の家々の風景が懐かしい。 小諸では義兄が「昨日までは、風がなくてひどく暑かったに。」というのですが、私たちの滞在中は涼風が吹き、涼しい雨も降りました。小諸のG義兄の家は畳にごろりとできる「昭和」の感じで、ほっとしました。ほっとして話していたら、疲れがたまっていたのか、少々目がまわりそうだったので、二時間ほどぐっすり寝たら元気になりました。翌日には甥や姪にも会い、小学生だった子が高校三年生というのにびっくりしました。お土産に、信州名物みすず飴をたくさん買いました。
 苫小牧に帰宅して一夜明けて、「ああ、やっぱりうちはいいなあ。よく寝られた。」と妻と話しました。きょうは、あす主の日への備えです。といっても、もう準備はほぼできています。

  小諸の義兄の家の裏の風景(晴れていれば日本アルプスが見えるのですが)

<追記>岐阜笠松の義兄の家では「糸」を、小諸では「千曲川旅情の歌」を鼻笛演奏してきました。拍手喝采でしたよ。



拓勇東町

 苫小牧の東の方の住宅地、拓勇東町を北の8丁目から2丁目まで、今朝、福音散歩を終わって、あと1丁目を残すだけになりました。今朝は13.5度と放射冷却で冷えてよいお天気です。
 この地域は新興住宅地で、似たような感じなので、どこを配ったのかわかりにくくなります。ところが、どういうわけか、たまに築50年はいっているだろうと思われる家があるのが不思議です。
 そういえば先週歩いていたら、「ロイヤル・ファミリー」という名のアパートがありました。まあ、色んな名前を付けますよねえ。戦前なら治安維持法にひっかかったかも、ですね(笑)。

扇風機のお掃除、福音ド直球号の件

 苫小牧もようやく暑くなってきました。牧師室の窓からはプラタナスが青々と葉っぱを茂らせています。家内と一緒に会堂の扇風機のお掃除をしました。ブーンと回り始めたらホコリが一緒に飛んでくるというのは、あまり健康に良くないでしょうから。二階に2つ、一階に5つの扇風機がありました。たいした作業でもないのに汗びっしょりになりました。夏ですねえ。
 同時に、「苫小牧通信 ド直球号」を2500部印刷しました。「ド直球号」というのは、キリストの十字架と復活をごく単純に直球で説明したものです。この春からこれを苫小牧9万1千戸に手配りし始めました。主イエスの羊は主イエスの声を知っているからです。

「門番は牧者のために門を開き、羊たちはその声を聞き分けます。牧者は自分の羊たちを、それぞれ名を呼んで連れ出します。羊たちをみな外に出すと、牧者はその先頭に立って行き、羊たちはついて行きます。彼の声を知っているからです。」(ヨハネ10章3、4節)

 日本人に、現代人にわかりやすくなるようにと、色々工夫して福音を伝えようという文章もたくさん書いてきました。それにも意味がなくはないと思いますが、相手に歩み寄ろうとすることで、かえって核心であるイエス様の十字架と復活がぼやけてしまうということ、なきにしもあらず、です。それでは、主の声が聞こえず、主の羊の耳に届かなくなってしまいます。そこで今回は、まっすぐに大胆に単純に書きました。

 苫小牧では、明日は、東頭先生がエレミヤ書から説教をしてくださいます。私はHBIサンデーのご奉仕で、当別キリスト福音教会に行くことになっています。

苫小牧らしい

 ここ数日、早朝5時は濃霧が出て苫小牧らしいお天気で、気温は18度から20度くらいで、拓勇東町というところを福音散歩しています。全国ニュースを見ると、各地で30度とか35度で熱中症に注意と言っていますけれど。しかし、北海道でも根室では今朝は気温14度ということで、数日前は6度とか出ていましたから、上には上というか、下には下があるものです。日本は広い。