苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

終わりの時

ロダとの別れと希望

昨日、うちに来てから14年間ともに過ごしたロダがこの世で最期の息を引き取りました。うちに来たとき2歳だったという説と4歳だったという説がありますから、16歳から18歳でした。とても賢くて、人懐こいワンコでした。ありがとう。 主イエスが来られるかの日…

霊・魂・からだ

平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。あなたがたの霊、たましい、からだのすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのないものとして保たれていますように。(1Thess5:23) ですから、私た…

神殿崩壊の前兆か?再臨前の前兆か?

主イエスがエルサレム神殿が崩壊することを告げたことをきっかけに、弟子たちは主にその予兆について質問した。第一にその予兆は1世紀の出来事を指しているという解釈と、第二にその予兆は主の再臨前の世の終わりのことを指しているという解釈と、第三にその…

偽預言者の特徴

また偽預言者運動が流行っているそうです。そういう人々は、「幻」や「預言」体験を聖書以上に重んじるという共通した特徴があります。それ以外にも、最近の流行としてはコロナワクチン陰謀論を振り回し、死者のために祈るということがあるそうです。(緊急…

北海道宣教区聖会 朝岡勝先生

本日、午後と夕べに北海道宣教区聖会に朝岡勝先生をお迎えして、黙示録22章からメッセージをいただきました。オンラインの聖会で、苫小牧ではyoutubeで参加しました。 目を閉じて耳を澄ましていると、もう40年前に土浦めぐみ教会の礼拝堂で聴いた父上の朝岡…

偽預言者を見分ける方法

主イエスは、世の終わり、再臨の前兆として、偽預言者が現われるから、惑わされないようにと教えられた。「また、偽預言者が大勢現れて、多くの人を惑わします。」マタイ24章11節。 主イエスは、偽預言者を見分ける方法を、山上の説教末尾で教えた。マタイ7…

再会を期して

この春、北海道聖書学院を卒業したばかりの姉妹のお母さまが、急逝されて、静内にお葬式に行ってきました。1958年生まれ、私と同学年の女性です。 今回初めて知ったのですが、彼女は中学生のときに、今私が仕えている苫小牧福音教会で洗礼を受け、後に、…

牧田吉和先生「神の国の前衛としての説教と説教者」

牧田吉和先生を迎えての北海道聖書学院特別公開講座、『神の国の前衛としての説教と説教者』の一日目、午前中、先生の情熱に満ちた講義に、みなさんきわめて熱心に耳を傾けて聴いていました。 内容は、創造から終末の栄光の完成に向かって展開される神の王国…

クローン技術は人間の分を越えているのではないか

HBI(北海道聖書学院)のゲストルームでNHKを見たんですが、そこでクローン技術の急成長についての特集番組をしていました。かつてドリーという羊のクローンが話題になりましたが、今では、600万円で犬や猫のペットのクローンを作るという商売がされているそ…

召天者記念礼拝・納骨式

きょうは朝の礼拝のあと、みんなでおにぎりで腹ごしらえをしてから、高丘にある教会墓地に出かけて、墓前で召天者記念礼拝と昨年暮れに天に召されたK姉妹の納骨式をしました。 朝はじりじり照り付ける夏の日差しでしたが、朝礼拝のときパラパラ降って、昼食…

かの日を目指して今日

今日は、東京都足立の教会で、宮村武夫先生のお葬式が行われました。私が若い日に大恩を受けた先生です。先に奥様にはお手紙を差し上げましたが、お葬式には赴かず、神様のご栄光があらわされる式となりますようにと祈って、私はこちら苫小牧で務めを果たし…

私たちの働きは

大先輩S牧師のことば。心に残ったので備忘録として。 私達の働きは、「何かしたと思っていたら何もしていなかった」「何もしなかったと思ったら大きなことをしていた」ということかもしれないですね。 マタイ25章の王のさばきを思い起こしました。

小林高徳牧師 召天

10月24日火曜日朝、北海道合同教職者会の札幌の会場に講師廣瀬牧師(TCU理事長)を連れていきました。廣瀬牧師とは、いっしょに旅行をしたりしたこともあって親しい友です。ところが、途中、支笏湖にいたとき小林高徳学長入院の知らせが入りました。高徳さん…

バルメン宣言

今日は、神学校で終末論でマルコ13章の「前兆」の話と、現代神学でバルメン宣言の概要を話してきました。前兆のうちの「荒らす憎むべき者」とヒトラーとが重なり合います。終末の前兆は「産みの苦しみ」ですから、終末論は本質的に希望論なのですが、それ…

発見

腰がだいぶよくなり、北海道聖書学院での終末論のノート作成中。 一つの意外な発見がありました。終末論の方でなくて、昔ながらの折りたたみ椅子が、腰から背中のサポート具合がよいということです。

国々の指導者のために祈ろう

2:1そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。 2:2それはわたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。 2:3これは、…

記念会

今夕は、昨年4月に天に召されたひとりの敬虔な姉妹(教会での女性の呼び方)の記念会に出かけてきました。私はお目にかかったことがないのですが、教会の兄弟姉妹たちに、たいへん深い感化を与えた、誠実でやさしい方だったことが、夫君と兄弟姉妹たちの思…

「いわゆる千年王国の問題」

http://d.hatena.ne.jp/koumiboxy/20150624/1435157138 神を愛するための神学講座Ⅱに「いわゆる千年王国の問題」をアップしました。

花婿が来た!

マタイ25:1-131 たとえ話 主イエスの再臨・最後の審判・新天新地を待つ私たちの心得と生き方について話が続きます。 25:1 そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。 主イエスも、ヨハネ黙示録…

09-01  神の国と主の再臨についての聖句の順序立てたアウトライン

http://d.hatena.ne.jp/koumiboxy/20150623/1435034496 神学講座2に久しぶりで書きました。

再臨と御国の到来についての聖句まとめ

新約聖書が御国(バシレイア、神の支配)について教えていることについての証拠聖句のまとめと、少々コメント。1.基本的に御国は、「こちらから行く国」ではなく「向こうから来る国」ものです。 3:2 「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」 マタイ3…

新潟県の泉田知事は、「IAEAに原発立地県の知事のところにきて、堂々と嘘をつき、いまだに訂正もお詫びもないような東電という会社に、原発を運営する資格があるのかどうかをきちんと審査していただきたい」と発言した。至極当然のことである。国際原子力ム…

マスメディアは信用できないから

昨夕6時から首相官邸前で「集団的自衛権行使容認閣議決定」に反対する、過去最大級の規模のデモがなされた。0時まで続いたそのようすは、IWJ(Independent Web Journal)で中継されていた。全体で4万人ほどの人々が集まったという。 ところが、昨夜、NHK…

主のあわれみがあるうちに

NHKニュースで次のようにあった。 史上最悪の核爆発 かろうじて免れる 9月21日 17時57分1961年にアメリカ南部で爆撃機から水爆が落下した際に安全装置の1つがかろうじて機能したため史上最悪の核爆発を免れていたことが分かったとイギリスの主要なメデ…

いわゆる千年王国と、もっと大事なこと

はじめに 私は、千年王国がどうしたとか、携挙の時期がいつだとか、聖書が明白に述べていないことにはあまり関心がありません。また、こうした不明瞭なことをもって教会が分裂すべきだとも思いません。日本同盟教団はは千年王国うんぬんということについて、…

天地滅び失すとも

20:11また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。 20:12また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、…

キリストの再臨について

ある方から、聖書の言うキリストの再臨について、見解を求められたので、少しばかりメモしておきたい。1.キリストの再臨と最後の審判についての信仰は、再臨の近づいた時代には衰えて、あざけられる。またひとたび行なわれた世界の大洪水による審判につい…

ムグンファ

今年も、教会の庭の槿(ムクゲ)がたくさんの花をつけました。韓国では無窮花(ムグンファ)と呼ぶそうです。一つの花が落ちても、次々に白い花をつけて窮まることが無い。この花を見ると、日本の人々を愛して神様に献身し、故国に父母を残して日本の神学校…

システィーナ礼拝堂壁画

本日11月第一主日は全聖徒記念日と呼ばれます。小海の教会では、召天者記念礼拝として、神様に礼拝をささげます。 「人には一度死ぬことと、死後にさばきを受けることが定まっており・・・」とあります。最後の審判にちなんで、システィーナ礼拝堂のミケラン…

すみれほどな小さき人に

(間もなく出棺、中央通路の席がはずされた) 昨日は、川崎経子師のお葬式に参列した。場所は、佐久市御代田の日本基督教団軽井沢追分教会。生前は一度もお目にかかったこともなかったのだが、知り合いがぜひ一緒にと勧めてくれたので、出かけた次第。 葬儀…