苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

再会を期して

この春、北海道聖書学院を卒業したばかりの姉妹のお母さまが、急逝されて、静内にお葬式に行ってきました。1958年生まれ、私と同学年の女性です。
 今回初めて知ったのですが、彼女は中学生のときに、今私が仕えている苫小牧福音教会で洗礼を受け、後に、静内のほうにお嫁に行かれてクリスチャンホームを築いて、今日まで歩んで来られたとのことでした。七人のお子さんに恵まれたとのこと。
 忠実な信徒として教会で多くの人たちの慰めとなり、賛美歌とダジャレが大好きなおばちゃんだったとのこと。静内の合唱団でも活躍しておられて、合唱団からきた弔電も読み上げられました。教会の文集に掲載された、彼女の文章の中に、自分が今楽しみにしていることの一つは、死産で顔を見ることがないままに天国に送った娘に会うことです、とありました。今、ご対面されていることです。
 出棺の直前、亡骸に花を飾るとき、最後に夫君が、最後に白いランをその首もとに飾って、「しばらくしたら行くから、また、会おうな。」と言いながら、顔を撫でていらっしゃいました。
 静内は桜が咲き始めたところで、帰りに桜が咲いた駐車場でコンビニで買ったおにぎりを家内といっしょに食べました。

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