苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

『私は山に向かって目を上げる—信州南佐久における教会開拓ー』

 今日、信州南佐久郡開拓伝道の本『私は山に向かって目を上げる』が、ついに出来上がったということで、出版社から連絡をいただきました。内容は、連載した原稿だけでなく、いろいろと信州で経験した興味深い出来事を書き加えて倍くらいになっているかなあ。
 ちょっと珍しいデザインの表紙です。幕末に来日した宣教師S.R.ブラウンのことばだけでも是非知って欲しいと願ったんです。
 付録として、『新・神を愛するための神学講座』の聖句索引と事項索引を付けましたので、ご活用ください。
 友人の山口陽一先生による推薦文は、もし出版社の許可がいただけたら、ネット上にアップします。amazonでも手に入ります。

https://www.amazon.co.jp/dp/4901634518/ref=sr_1_7?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=152GZMFUR4YMC&keywords=%E6%B0%B4%E8%8D%89%E4%BF%AE%E6%B2%BB&qid=1685515738&sprefix=%E6%B0%B4%E8%8D%89%E4%BF%AE%E6%B2%BB%2Caps%2C305&sr=8-7

 

 

目次
推薦のことば                山口陽一

はじめに
Ⅰ 伝道者の形成
1 回心
 幼稚園から高校まで
 祖母の死
 回心
2 伝道者としての召し
 献身と召し
 奉仕100パーセント、学業100パーセント
 哲学に学んだこと
 勤勉と傲慢
3 存在の喜び
 「存在の喜び」
 神の子とされたこと[ 水草、前掲書、第十七章「子としての聖化」を参照。ページを入れる]
4 神学校で学んだこと
 三位一体論的思考
 歴史意識
5 「葦原」への志
 日本福音土着化祈祷会「葦原」
 神学教師の備え
6 宣教師スピリットと福音の核心
 ライフライン
 モーリス・ジェイコブセン宣教師
 「イエス様の十字架。痛い痛い。」
7 もものつがいを打たれて
 いかにも未熟な……
 嵐
 もものつがいを打たれて

Ⅱ 「葦原」にて
1 旅立ち
 「葦原」への志と三つの問い
 松原湖バイブルキャンプと地域伝道
 ふさわしい助け手
2  南佐久郡という地
 先輩に教えを乞う
 南佐久郡の地理・自然・産業・宗教
 「信濃の国
3 黄色い十字架の立つ家
 「わたしはあなたとともにいる」
 目指す教会像を見据えて
 礼拝のかたち
 説教と教理の学び
 孤立しないこと
 一粒の麦 
4 主の宣教命令
 大宣教命令―二つの命令
 伝道の成功とは
 救いの確信と義認と聖化
 蒔く者と刈る者
5 共通恩恵と特別恩恵
 ユダヤ人にも、ギリシャ人にも
 共通恩恵の器に特別恩恵を載せて
 学校と子どもたちへの働きかけ
 山谷農場に協力したこと
 「十字架のことば」は愚かである
6  美しい山河と農業
 春を待つ心
 田植えの話
 農業への関心
 これは先生の松茸です
 毒キノコ事件
7 家庭集会
 主の羊は主の声に聞き従う
 家出人教会にならないように
 創造の事実が共通恩恵
8 開拓伝道の経済
 旧新約一貫する教会の経済原則
 パウロの開拓伝道の経済原則
9 婚と葬
 虎穴に入らずんば……
 世の光としての墓碑銘
 嬉しい結婚式
10 必要十分な教会
 目指した教会像
 ケーリュグマとディダケー
 役員会の形成
 子とされた恵み
 教会の交わり
11 丘の上の教会堂
 会堂の必要性
 正々堂々と
 くじ運の悪い牧師
 からだと着物
 教会堂のデザインと建築
12 主の教会
 田舎の伝道と神学
「わたしの教会を」
「通信小海」読者の会
あとがき
<付録>
『新・神を愛するための神学講座』引用聖句索引・主要語句索引