苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

近刊『私は山に向かって目を上げる -信州南佐久における教会開拓の記録-』

 昨日、私は満65歳になりました。神様が、この地上であと何日、何年歩みなさいとおっしゃっているのかはわかりませんが、いつ主が来られてもよいように、福音のために一日一日生きて行ければなあと願っております。  
 今、南佐久郡開拓伝道の記録の本を作っていただいています。たぶん5月終わりまでには出るのではないかと思うので、出たら読んでみてください。『新・神を愛するための神学講座』とリンクするように注をいくつも付けました。きっと面白くて役に立つと思います。付録として、前著の引用聖句索引・主要語句索引』をくっつけます。

 

『私は山に向かって目を上げる
-信州南佐久における教会開拓の記録-』」
目次
推薦のことば                山口陽一

はじめに
Ⅰ 伝道者の形成
1 回心
 幼稚園から高校まで
 祖母の死
 回心
2 伝道者としての召し
 献身と召し
 奉仕100パーセント、学業100パーセント
 哲学に学んだこと
 勤勉と傲慢
3 存在の喜び
 「存在の喜び」
 神の子とされたこと
4 神学校で学んだこと
 三位一体論的思考
 歴史意識
5 「葦原」への志
 日本福音土着化祈祷会「葦原」
 神学教師の備え
6 宣教師スピリットと福音の核心
 ライフライン
 モーリス・ジェイコブセン宣教師
 「イエス様の十字架。痛い痛い。」
7 もものつがいを打たれて
 いかにも未熟な……
 嵐
 もものつがいを打たれて

Ⅱ 「葦原」にて
1 旅立ち
 「葦原」への志と三つの問い
 松原湖バイブルキャンプと地域伝道
 ふさわしい助け手
2  南佐久郡という地
 先輩に教えを乞う
 南佐久郡の地理・自然・産業・宗教
 「信濃の国
3 黄色い十字架の立つ家
 「わたしはあなたとともにいる」
 目指す教会像を見据えて
 礼拝のかたち
 説教と教理の学び
 孤立しないこと
 一粒の麦 
4 主の宣教命令
 大宣教命令―二つの命令
 伝道の成功とは
 救いの確信と義認と聖化
 蒔く者と刈る者
5 共通恩恵と特別恩恵
 ユダヤ人にも、ギリシャ人にも
 共通恩恵の器に特別恩恵を載せて
 学校と子どもたちへの働きかけ
 山谷農場に協力したこと
 「十字架のことば」は愚かである
6  美しい山河と農業
 春を待つ心
 田植えの話
 農業への関心
 これは先生の松茸です
 毒キノコ事件
7 家庭集会
 主の羊は主の声に聞き従う
 家出人教会にならないように
 創造の事実が共通恩恵
8 開拓伝道の経済
 旧新約一貫する教会の経済原則
 パウロの開拓伝道の経済原則
9 婚と葬
 虎穴に入らずんば……
 世の光としての墓碑銘
 嬉しい結婚式
10 必要十分な教会
 目指した教会像
 ケーリュグマとディダケー
 役員会の形成
 子とされた恵み
 教会の交わり
11 丘の上の教会堂
 会堂の必要性
 正々堂々と
 くじ運の悪い牧師
 からだと着物
 教会堂のデザインと建築
12 主の教会
 田舎の伝道と神学
「わたしの教会を」
「通信小海」読者の会
あとがき
<付録>
『新・神を愛するための神学講座』引用聖句索引・主要語句索引