『舟の右側』誌から求められて、『わたしは山に向かって目を上げる—南佐久郡開拓伝道の記録―』という連載を1年間して来て、最終回が終わりました。すると、「まとめて加筆して本にしましょう」ということになり、今、その原稿をまとめています。見開き2ページの連載では、掲載することのできなかった、南佐久郡の町村伝道でのいろいろな面白いような、びっくりするような出来事も、今回は入れてみることにしました。また、先に出版した『新・神を愛するための神学講座』の信仰生活と現場での経験の中で教えられたみことばとの関連付けた神学的考察も、この本に加えるつもりです。いろんな人に出会い、いろんなことがありました。
本書が日本中にキリストの福音が伝えられ、教会が生まれるための励ましになればと願っています。
おおよそ次のような目次になる予定です。
目次
はじめに
Ⅰ 伝道者の形成
1 救い
2 伝道者としての召し
3 存在の喜び―子とされたこと―
4 「葦原」への志
5 宣教師スピリットと福音の核心
6 もものつがいを打たれて
Ⅱ 「葦原」にて
7 旅立ち―三つの問い
8 南佐久郡という地
9 黄色い十字架の立つ家
10 主の宣教命令
11 共通恩恵と特別恩恵
12 キノコの話
13 家庭集会
14 開拓伝道の経済
15 婚と葬
16 必要十分な教会
17 丘の上の教会堂
18 主の教会