苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

 新潟県の泉田知事は、「IAEA原発立地県の知事のところにきて、堂々と嘘をつき、いまだに訂正もお詫びもないような東電という会社に、原発を運営する資格があるのかどうかをきちんと審査していただきたい」と発言した。至極当然のことである。国際原子力ムラであるIAEAは、どう動くのだろうか?

 東電に勝るとも劣らない嘘つきの横綱といえば、首相。下のリンク先のまとめに、嘘の現場写真集がある。
http://matome.naver.jp/odai/2143124561082782801
 「嘘つきは政治家の始まり」などと私の中学生のころから笑い話として言われたけれど、現首相のように良心の呵責なく嘘をつける政治家、歌を楽しく歌うように嘘をつける人というのは、初めて見た。オリンピック招致のために原発の件で世界に向かって真っ赤な大嘘をついたことについて、あるアナウンサーからその件を質問されると、首相はにこにこしながら、「わたしがあのように話したことによってオリンピック招致ができたのだからいいではないですか」と胸を張っているのを見て背筋が寒くなった。大丈夫なのか?この人、と。
 こういう人物が一国の首相に選ばれてしまっているという現実は、国民にとって不名誉であり、かつ、とてつもなく危険なことだと嘆かざるを得ない。
 今、国会で、「平和安全法案」という名の「自衛隊が世界中のどこででも米国の戦争に参加するための法案」が審議されている。
 ほんとに世も末なのかもしれない。
 

あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。(ヨハネ福音書8章44節)

また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。(黙示録13章1−3節)