苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

終わりの時

水垣渉先生の講演「教会の危機と教会の指導者」を聞いて

昨日、御茶ノ水で開かれた牧会塾というものにはじめて出席して、水垣渉先生のお話をうかがった。水垣先生は波多野精一以来の京都学派。歴史学的手続きをていねいにていねいになさってから、御自分のお考えを、ほんの少し話すというスタイルでした。自分なり…

辻浦定俊牧師召天

辻浦定俊牧師が天に召されました。先生は、同盟教団で最古の教会である杉戸キリスト教会でながらく奉仕され、お年を召されてからは信州宣教区で息子さんの信生先生の牧会される東御キリスト教会の協力教師として仕えていらっしゃいました。 私が補教師だった…

N.T.ライトについて

散歩の帰り見かけたスイレン kamiokanokyokaiさんから、聖書がいう来世についての質問関連でN.T.ライトのサイトの引用がされていたので、私なりの見方をメモしておきます。私はライトについてさほど知る者ではありませんので、ライトについて誤解している点…

家庭集会・・・主の再臨のたとえ

昨晩は川上村で家庭集会でした。もう農繁期なので、家庭集会は夜7時半からです。妻といっしょに車で出かけて、30分。 マタイ伝24末から25章のイエス様の再臨にかんする、いくつものたとえを学びました。 24:45 主人から、その家のしもべたちを任され…

笑えない「うんこ」

森山直太朗の「うんこ」という曲を聴いた。とても短い歌である。「さっきまで 体の中にいたのに 出てきたとたん いきなり嫌われるなんて やっぱりおまえは うんこだな」 多くの人は笑うのだろう。笑っていいのかもしれない。だが、筆者には笑えなかった。直…

天の故郷

ヘブル11:8−16 2010年11月7日 召天者記念礼拝序 NM姉 1996年7月27日召天。65歳。小海町(福岡・神戸) TW姉2004年7月21日召天。83歳。八千穂村 SN兄2005年3月6日召天。71歳。南相木・臼田 KY兄2005年11月4日召天。86歳。川上村 SI姉2007年3月10日召天…

「天の住まいへ」

クリスチャン歯科医師井出求義(いで・もとのり)氏前夜式説教(9月18日) 氏は1920年東京に敬虔なクリスチャン夫妻の長男として生まれ、明治学院中等部に学び、日大専科歯科を繰り上げ卒業と同時に、1942年学徒出陣。ジャワ、ビルマ、ベトナムに転戦。戦地…

ムグンファ

今年も庭の槿(ムクゲ)が花をつけた。昨年の初秋、天に召された一人の教え子、韓国出身の若い神学生ソン・ミネ姉のことを思い出す。彼女は、日本の滅び行くたましいの救いを願って、祖国に父母を置いて来日し、東京基督神学校で神学に励んでいた。心臓に持…

『悪魔の手紙』

「悪魔に関して人間は二つの誤謬におちいる可能性がある。その二つは逆方向だが、同じように誤りである。すなわち、そのひとつは悪魔の存在を信じないことであり、他はこれを信じて、過度の、そして不健全な興味を覚えることである。悪魔どもはこの二つを同…

小畑進先生 召天

「昨日11月26日午後11時2分、小畑進先生召天」との報せを今しがた受けました。心臓突然死という死因。つい先ごろ10月29日にキリ神同窓会で久々にお目にかかり、使徒の働き17章から「アテネのパウロ」という東西思想に広くかつ深く通じた碩学の伝道者ならでは…

死の力

youtubeにことわざの一部を「死ぬ」に変えたことわざ集があった。怖いようなおかしいような、不思議なことわざ集である。 「腹が減っては死ぬ」 「かわいい子に旅をさせると死ぬ」 「犬も歩けば棒にあたると死ぬ」 「猿も木から落ちて死ぬ」 「下手な鉄砲も…

からだまるごとの救い

ルカ23:54-24:11 2009年7月12日 小海主日礼拝 「この日は準備の日で、もう安息日が始まろうとしていた。ガリラヤからイエスといっしょに出て来た女たちは、ヨセフについて行って、墓と、イエスのからだの納められる様子を見届けた。そして、戻って来て、香料…

主が私の手を

詩篇73:21−26 H姉召天記念 2009年6月21日 主日礼拝にて私の心が苦しみ、 私の内なる思いが突き刺されたとき、 私は、愚かで、わきまえもなく、 あなたの前で獣のようでした。 しかし私は絶えずあなたとともにいました。 あなたは私の右の手を しっか…

小次郎の死

今朝、飼い犬の小次郎が死んだ。ここ三週間ほどめっきり弱って、昨日は水を飲むのも億劫な様子だった。小次郎は、12年前、保健所に連れて行かれるところをもらってきて飼い始めた、雑種だがきれいな姿のやさしい性格の犬だった。幼いころ、ジョンという名の…