苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

高原野菜

高原野菜ということばを教わったのは、たぶん中学1年生の地理の時間だったろうか。夏場の平地との温度差を利用して、高原で野菜を作り都市住民の用に供しているという話だった。今、私が暮らしているのは日本有数の高原野菜の産地である。 戦前、川上村は大…

信州味噌

(赤ジャガイモの花) 朝五時、小学校への道を散歩をすると途中の大豆畑で、草取りをするにいつさんのおばあちゃんに会う。見た所一反(300坪)に少し欠けたサイズの畑である。一つの家が枝豆として食べるには多すぎる。「こんなにたくさんの大豆をつくってど…

信濃の国

信州の小海に住むようになって最初に知り合った人にあつしさんという人がいる。彼は私を車に乗せて、「とっておきの場所」に連れて行ってくれた。それはとある水源地と牧場だった。いずれも観光化されておらず、実に静かな所だった。車中の会話で、彼は信州…

穀菜食の生き物

住み込みで農業の修行をしている息子から、写真が送られてきた。今年の初物のサラダである。 「神は仰せられた。『見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物とな…

今年の農業計画

薫風そよぐなか、娘と我が家の大農園の植え付けをした。一番北の畝は西半分はキュウリの棚、東半分はトマト4本。北から二本目の畝には東から、ナス4本、その隣にカラーピーマン2本、そして枝豆。三本目の畝には枝豆とツルナシインゲン。そして四本目の一番南…

タラの芽のてんぷら

山菜シリーズ第三弾。ついに、山菜の王様タラの芽の登場。上の写真がタラの木の芽です。下の写真は息子が仕事先でいただいたものをメールで送ってくれたものです。私自身は、先の日曜日の夕方、近所の親しい方がお持ちくださって、やはりてんぷらにして食べ…

コゴミ

これがコゴミです。教会の姉妹のお姉さんが山で採ったのを持ってきてくださいました。クサソテツの若い芽です。なんと鮮やかな緑! 山に入ってとるときは、株から抜かないで、カッターとかはさみで切り取るのがマナーです。そうすれば、また来年も取れます。…

農園エデン、スタート

長男はすでに二週間前から本格的な農場で修行をさせていただいているが、山々の落葉松も芽吹いてきたので、我が家の農園も今シーズンをスタートした。午前中、妻が畑に種が飛んで侵入した矢車草を避難させて、草取りをしてくれた。妻は花が好きで種が飛んで…

すごい料理サイトCOOKPAD

「晩御飯、どうしようか?」と助手席の妻が言う。「月刊通信小海」の印刷用紙を買いに車で出たのだが、近くのホームセンターでは残念、品切れで、やむなく遠く佐久平まで足をのばしたら帰宅が遅くなってしまった。晩ごはんが炊けていない。「おいしいニラを…

春の味覚

信州の住人となって17年目。こちらに来て知った春の味覚を紹介しましょう。おとといの夕食のおかずです。 ウドの芽、コシアブラの芽、ニワトコの芽のてんぷら。ウドの芽は独特の香りが高くて、芽はてんぷら、茎は短冊型にして、ゆでて酢味噌をつけてたべます…

いちご大福

いちご大福が出現したのは、私たちがまだ練馬の大泉にいた昭和の終りころだった。最初は、だれもがそんなミスマッチなもの、と思った。イチゴはショートケーキをはじめ洋菓子の果物と決まっていたからである。最初に作った人だって、きっと冗談で作ったのだ…

存在論的にすぐれたおにぎり

おにぎりは、ぎゅーっと握りすぎると団子みたいで統一性はあってもおいしくないし、にぎりがゆるいとバラバラになってしまう。まとまりがあってしかも一粒一粒のお米が味わえるのが、うまいおにぎりである。 今朝、このたとえを思いついて食卓で話したら、妻…

子ども祝福の日

下の写真は娘と息子が卒業した小海小学校。相木川のほとりにあり、四方を山に囲まれた学校です。冬には隣接の田んぼに水をためて凍らせてスケートリンクにします。この学校には、今も、家内と私は読み聞かせボランティアでうかがっています。 今日の礼拝は子…

公園清掃のおまけ

今日はお昼から近所の公園の清掃に出かけた。近所の町民の有志者たちで、草を刈り、落ち葉を掃き集めて焚き火にした。毎年の行事で、昨年はサツマイモを三本ほど入れて焼き芋にした。今年は、公園のふちの笹の中に生えていたハタケシメジというきのこを収穫…

娘と、札幌・小樽を訪問

先週土曜日から、昨日にかけて一週間、娘を連れて北海道に行ってきたので、ブログ読者のみなさまにはご無沙汰しました。 今回は、JECA北栄キリスト教会での礼拝説教奉仕と午後の信徒神学講座のお話、北海道聖書学院での集中講義とチャペル奉仕、そして北海道…

札幌での伝道会議

21日から始まった札幌での日本伝道会議に出席して、昨夜、帰宅した。2000人も会議に参加し、朝はナレンドラ先生というインドの牧師さんのメッセージを聞き、そのあとさまざまな分野に分かれての会、夜は聖会というパターンだった。 私は、こういうたくさん人…

こぶなもおいしい

♪うさぎおいしい かの山 こぶなおいしい かの川♪ 信州ではこの季節、長いビニール袋にはいったこぶなが売られています。 主婦たちは、これを買ってきて甘露煮にします。味は、ちょっとほろ苦い マグロの缶詰のような感じ。 飼っていた金魚がついこの間死んで…

感謝をささげてから、パンを

ヨハネ福音書6章1−15節 2009年8月23日主日礼拝説教梗概 齋藤愛希信神学生「どこからパンを買ってきて、この人々に食べさせようか。」五千人にも及ぶ男たちを前にして、イエス様は弟子に尋ねられた。ピリポは現実的で、計算高い返答をする。しかし、アンデレ…

うまいラーメンとティラノサウルス

昨日、東京で暮らす長男をむかえるために、次男を車に乗せて出かけた。帰り道、十幾年ぶりに練馬区谷原の「珍珍珍」というラーメン屋に寄った。これで「サンチン」と読む。長男と私は看板メニュー「コクうまラーメン」、中一の次男は「コクうま塩」だったか…

取らぬスイカの・・・

この間書いた、H兄が植えてくれたスイカの花の写真です。やっぱりきゅうりみたいに黄色い花なんですね。一本から5個も取れるそうで、二本植えてもらいましたから、この夏は十個もスイカが食べられます!楽しみです。 取らぬスイカの胸算用に終わらないよう…

有坂さんちのコケコッコー

きょうは家内と娘といっしょに隣村の有坂卵屋さんの養鶏場に行って、鶏糞がたっぷり混じって発酵した鶏舎の床土をどっさりいただいてきました。有坂さんは毎週木曜日、うちに「有坂さんちの庭先たまご」を届けてくださいます。健康で滋養満点のたまごです。 …

どうやって食べるのでしょうか?

このあいだ友人の牧師の引越し先の家を訪ねたら、「押入れにこんなものが三本もあったんです。」と言って、その一本を私に、もう一本を野沢の教会の牧師にくださった。効能あらたかな高麗ニンジンであることはわかるのだが、いったいどうやって食べるのかわ…