苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

この時期に米相場再開・・・餓死者を出したいのか?

日ごろ、野宿者支援米集めをしている友人の藤田寛兄の投書が朝日新聞に掲載されました。小海の教会も米集めの協力を始めて十数年になります。ここに転載しておきます。 原発事故で炊き出しピンチ 市民団体主宰 藤田 寛 (相模原市南区 41) 東京都内の繁華…

ラーメンの汁

血圧の高い人は、ラーメンの汁を全部飲んではいけません。塩分も油もコレステロールも取りすぎるからです。また豚骨ラーメンのスープはプリン体も多いので、痛風のもとです。 昨日から兄家族が訪ねてきてくれて楽しいときをもっていますが、この兄が子どもの…

牛すき弁当

6月末、奈良に出かけたとき、新幹線で「牛すき弁当」を食べた。意外にうまかった。特に肉好きというわけではないのだが、たまにこういうものを食べたくなる。ところがおとといの報道を見ていたら、あのJR東海の「牛すき弁当」がニュースに出ている。福島県産…

今年も春の山菜

「山菜を主人と摘んできました。食べませんか?」と近所の狼先生からお電話をいただいた。狼先生とはすごい名前だが、うちの子供もお世話になった保育園で「おおかみだぞ〜」と子どもを追っかけていたので付いたニックネームである。 「いります。食べます。…

小布施の栗おこわ

きのうは車の手続きのために家内と長野市の陸運局に出かけた。少し時間に余裕があったので、何年も前から行ってみたいと言われていた小布施まで昼飯をと足をのばしてみることにした。中野インターで降りて小布施方面に向かうと、広々とした果樹園の中を抜け…

「ただちに健康被害はない」とは

枝野官房長官が連発している「ただちに健康被害はない」とはどういう意味か?「いずれ健康被害はあるかもしれないが、今ただちにではない」という意味です。「ただちに健康被害ない」というのは当たり前で、セシウムやストロンチウムによる白血病は4〜5年…

原子炉事故とヒマワリ

原子炉事故による土壌汚染という、農家にとっても、農家から作物をいただいている消費者にとっても、胸の痛む報道を聞く。筆者の教会にも農家のかたたちがいるから、土の問題は特に切実に聞こえる。福島から信州に避難して来られているKさんも農家の方であ…

風も湖も    追記あり3.30

嵐のガリラヤ湖で、イエス様と弟子たちが乗る舟は木の葉のように翻弄されて、波をかぶって沈みそうになりました。弟子たちがイエス様をたたき起こすと、イエス様は「黙れ。静まれ。」と風と湖にむかって命令しました。すると凪になったのです。弟子たちは恐…

放射能汚染に対する食べ物の備え―― 特に子どもたちのために<追記あり>

<注意>この文書は、水草修治個人の責任で出すものであって、教団理事会文書ではありません。つい昨日、有機農業に取り組んでいらっしゃる方からいただいた資料の抜粋で、吟味を経ていません。それぞれのご判断で参考にしてください。 塩分を多く摂取するよ…

映画「フード・インク」

私たちはどれくらい自分の口に入れるもの、子どもに食べさせている物の実態を知っているでしょうか。食べ物の問題を扱った映画『フード・インク』。教会の篠原兄が情報をくださいました。 遺伝子組み換えもOK、狂牛病もOKというアメリカは特にひどいなあと思…

関税自主権の放棄

筆者はこれまでTPPで農業‐特にコメ農家は大打撃を蒙るが、製造業は輸出が伸びると思ってきた。実際、経団連はそのつもりで、民主党をプッシュし、経団連をスポンサーとするマスコミはTPP推進を喧伝している。いわく「平成の開国」、いわく「TPPに加…

TPP推進派こそ平和ボケではないのか<1月末追記あり>

「平和ボケ」ということばは、しばしば憲法9条を大事にしようという主張をする者たちに向けられてきた。「愚か者、臆病者たちが、いつ戦争になるかわからない時代に何を言っているのだ」というふうに。ところが、彼らは今しきりにTPP加盟を推進している…

明石焼き「いろは」

ちょっと時間が経ってしまったが、故郷の神戸に見舞いにいったときの話。 神戸に行ったときは、透き通った汁の大きな甘い揚げがのったきつねうどんと、お好み焼きと、たこ焼きか明石焼きを食べたいと思う。今回は、見舞いに行った須磨水族館近くの新須磨病院…

平成の亡国元年

菅首相と前原外相が、「今年を開国元年としたい」として、TPP加盟に強い意欲を示している。「開国」などと、去年の坂本龍馬ブームにあやかろうという卑しい魂胆がみえ透いている。しかし、行なおうとしていることは単に米国追随と大企業追随以外の何者で…

氷上でワカサギ釣り

先週金曜、ぐっと温度が下がって、松原湖(猪名湖)が全面結氷して、翌1月8日土曜日ワカサギ釣りが解禁になった。9日の夕礼拝で、英男さんに誘われて今朝成人の日、湖上のお手製の釣り小屋に出かけた。猪名湖に到着すると、いつもはガラガラの駐車場がきょう…

そば打ち会

きのう主の日の午後、教会で恒例のそば打ち会をした。まことにありがたいことに、依田さんがご自分で種蒔きから始めて用意してくださったそば粉をご持参くださり、そば打ちの実演をしてくださった。そして、教会の兄弟姉妹も見よう見まねで、真剣に楽しくそ…

神戸で嬉しかったこと、おいしかった物

今回、神戸に帰ったのは義姉のお見舞いのためだったが、その方がわずかな滞在中に、管が取れて口から食事が摂れるようになったり、話ができるようになってきたのが嬉しかった。また、病院の近くの須磨海岸を兄と姪と歩き、そのあと明石の魚棚を歩いたのも気…

蕎麦「ともせん」の大将

昨日書いた蕎麦「ともせん」の大将に、「私は信州に来て、初めて蕎麦のおいしさを知りました。」と話したことがある。大将は、「そうですか。ありがとうございます。でも、それは歳のせいでもあるんですよ。蕎麦の味って単純でしょう。若いときは単純なもの…

蕎麦屋 ともせん

筆者は信州に来るまで蕎麦というものがうまいものだと思ったことがなかった。関西人なので、麺といえばラーメンでなければうどんだったし、神戸ではうまい蕎麦というものにお目にかかったことはなかった。東京に住むようになって、黒い汁のうどんは食べたく…

山谷農場(やまのうじょう)への寄付感謝

愛知県岡崎市の方から電話がありました。先日ブログに書いたの山谷(さんや)炊き出しのために寄付を送ってくださるというお電話。そして昨日、現金書留が届きました。たしかに山谷農場の野宿者支援のために、活用させていただきます。 ちなみに2010年度総配…

TPPのいう「自由」とは「無法」である

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、「貿易自由化」を目ざしているが、そこでいう関税撤廃によってもたらされる「自由」とは「無法」という意味にすぎない。したがって、TPPは「貿易無法化」にほかならない。プロゴルファーが素人相手に、「ハンデ…

山谷農場 今年は米8トンの寄付

先月から、『通信小海』の記事を見た方たちから、野宿者支援のお米がぼちぼち届けられるようになってきた。きょうも一袋持ってきてくださる方がいた。また、先日30キロを二袋届けてくださった方のところに、クリスマスリースの形をしたクッキーを届けに行…

乾燥ごぼう、乾燥にんじん、乾燥大根

晩秋に、長さ1メートルもある立派なごぼうをたくさんいただき、近所にも配りました。うちには室もないので、去年までは食べきれないうちにおいしいごぼうにカビを生やしてしまったりしてもったいなかったので、今年秋、妻は物は試しにとごぼうを乾燥してみま…

お米

昨日、お米が届いた。いつも小海線でいっしょになる新津さんが二袋60キロ、奥さんとお二人で軽トラックに乗って、届けてくださった。このお米は、山谷、新宿での炊き出しのために用いていただくことになっている。 教団の用事、神学校への出講で小海線に乗る…

ミツバチの減少

トンボの激減はラジオで聞かされ、身近でも見られていることだが、ミツバチの急激な減少という報告はもっと以前から聞かされている。ミツバチの減少はここ20年ほどのことであって、米国では600万匹から250万匹に減少しているという。原因は、農薬だとか、電…

力うどん

今日は機構改革委員会に陪席するため、東京事務所に出かけた。お昼なににしようかということになって、どうも朝からおなかの調子が悪いので、あったかくておなかにやさしそうなものをということで、うどんにした。でも、頭を使う仕事をしなくちゃいけないの…

10年後日本の食料は?―5年間で農業人口75万人減少!

農林水産省が7日発表した2010年の農林業速報値で、農業人口の減少が加速化している実態が明らかになった。農業就業人口は5年間で75万人減少し、260万人になり、減少率22.4%は今までで最大である。1970年には1025万人いた農業人口は、今や312万人にすぎない…

ハナビラタケ

きのう、松原湖バイブルキャンプで信州宣教区のゴスペルジャンボリー(賛美つき運動会)が開催され、とっても楽しかったです。私は黄色チームでした。 帰り際、湖のほとりのカラマツの根元に、ハナビラタケをふたつ見つけて、一つはH牧師が、一つは私がもら…

秋のような

今朝五時前に目が覚めて、小学校あたりまで散歩をした。半袖で歩くと肌寒い。小川のそばの、トトロの風景とわたしが呼んでいる場所にくると、知り合いの化学の先生が畑の世話をしている。トマトの作り方、ナスの作り方の工夫などをうかがってみる。私の粗放…

砂糖と油と子供の成人病

「この本、おもしろいですよ。特に、栄養学というものが、もともと日本とは著しく自然環境の異なるドイツに生まれた学問であるので、そのまま日本に適用したのがまちがいのもとだという指摘が興味深い。」と言われて貸していただいた。 現代日本では、子ども…