苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

信州

新緑

↑オダマキ 信州小海は今、新緑がもっとも美しい季節。同じ緑といっても、これほどさまざまな表情があるのだと思う。 西向きに開いた書斎の小さな窓から白樺のてっぺんがのぞいている。この会堂が与えられて8年。木々も生長した。今年はその窓から望まれる八…

今年も春の山菜

「山菜を主人と摘んできました。食べませんか?」と近所の狼先生からお電話をいただいた。狼先生とはすごい名前だが、うちの子供もお世話になった保育園で「おおかみだぞ〜」と子どもを追っかけていたので付いたニックネームである。 「いります。食べます。…

小布施の栗おこわ

きのうは車の手続きのために家内と長野市の陸運局に出かけた。少し時間に余裕があったので、何年も前から行ってみたいと言われていた小布施まで昼飯をと足をのばしてみることにした。中野インターで降りて小布施方面に向かうと、広々とした果樹園の中を抜け…

春の雪

先週末、春の訪れを感じていたが、 昨日、今日と雪が降っている。 千曲川の向こうの山が白くかすむ。 雪は降り続ける。 だが少しも積もろうとはしない。 水を含む春の雪だ。

白鳥と亀・・・・第一回信州宣教区カーリング大会

1月13日、第一回信州宣教区でカーリング大会を行なった。会場は、長野オリンピックが行なわれたスカップ軽井沢という体育館である。ロビーに入ると正面がガラス張りの金魚鉢になっていて、すでに、金魚鉢の中では赤いユニフォームの女性たちが優雅に練習をし…

石愛ずる牧師夫人

石が大好きな牧師夫人を知っている。先年夫君の荒井牧師が牧会から引退されて、ごいっしょに奥さんのご実家のある信州に移り住んでこられ、今は村の中で悠々自適の生活をなさっている。二年前、宮村先生といっしょに荒井先生をお訪ねした。もみじした美しい…

氷上でワカサギ釣り

先週金曜、ぐっと温度が下がって、松原湖(猪名湖)が全面結氷して、翌1月8日土曜日ワカサギ釣りが解禁になった。9日の夕礼拝で、英男さんに誘われて今朝成人の日、湖上のお手製の釣り小屋に出かけた。猪名湖に到着すると、いつもはガラガラの駐車場がきょう…

山谷農場 今年は米8トンの寄付

先月から、『通信小海』の記事を見た方たちから、野宿者支援のお米がぼちぼち届けられるようになってきた。きょうも一袋持ってきてくださる方がいた。また、先日30キロを二袋届けてくださった方のところに、クリスマスリースの形をしたクッキーを届けに行…

涼しい山上

予定していた仕事が急になくなって、午後少し時間ができた。暑気が戻ってきたので、車に娘とロダを乗せて山に登った。松原湖バイブルキャンプをすぎ、小海リエックス・ホテルを過ぎて行けば、窓から入る風は涼しく、べたべたしていたからだはさらさらになる…

松原湖の花火

小海で気に入っているもう一つの点は、夏に二回も花火大会があること。一つは祇園の花火で、7月末に千曲川の川原から打ち上げられる。教会堂の立つ丘は特等席なのだ。そして、きのう8月16日は二つ目の松原湖花火大会があった。規模は祇園の花火よりも大きく…

温泉好きは小海へ

小海の気に入っているもうひとつの点は、温泉が近場にあることだ。小海の中に八峰の湯というのがある。これでヤッホーの湯と読む。温泉地の温泉はお湯をたくさんの旅館が分け合って薄めているけれど、ここはリエックスと二つだけだから、濃いほんもののお湯…

やつがねの

小海土村公園の祈りの丘に、ひとつの歌碑があります。 変体仮名で刻まれているので、簡単には読めません。苦労して、次のところまでわかりましたが、最終行がわからない。読者のうちでわかる方、教えてください。 「屋津可ね能 伊久ゑ能 於根能 加良まつの …

信州に住みたいなら

信州は関東の人たちがあこがれの地ナンバー1なのだそうである。温暖化が進んで今後関東圏はマラリア圏内に取り込まれるそうだから、信州はさらに憧れの地となるだろう。ただ、もし涼を求めて信州に移住なさるなら、実行前に知っておいたほうがよいことがあ…

松本

昨日は所用で松本まで出かけた。午前と午後の車での往復で右腕が真っ赤に焼けた。松本という場所は、信州なのに日差しの強い、暑い場所だというイメージが筆者のうちに定着してしまっているが、きのうもそのとおりだった。 小学校四年生の夏休み、神戸から三…

花火 −  小海はよいところ

小海町の気に入っているところのひとつは、花火大会が一夏に二回もあることである。今晩は、その一つ目の祇園の花火だった。千曲川の川原からドーンと上げる。教会堂の立っている見晴台からは最高のながめで、今夜はベンチを明るいうちに出しておいて、特等…

おみかの滝

ある晴天の真夏日、家から相木川を車でさかのぼって二十分、南相木小学校の前の「おみかの滝」に行った。昔、おみかという女性がここで命を落としたのだそうである。祠のそばには洞(うろ)ができた大きなケヤキの木と、杉の巨木が二本立ち、うっそうとした…

高原野菜

高原野菜ということばを教わったのは、たぶん中学1年生の地理の時間だったろうか。夏場の平地との温度差を利用して、高原で野菜を作り都市住民の用に供しているという話だった。今、私が暮らしているのは日本有数の高原野菜の産地である。 戦前、川上村は大…

かあさんの歌

高校時代の友人で、今は京都で弁護士をしているKくんがいる。彼は自分の母親のことを「かあさん」と呼んでいた。筆者は「おかあさん」と呼んでいたが、なんとなく「かあさん」というほうが親孝行な響きがある。「おかあさん」と呼ぶ自分は甘ったれで、「か…

信州味噌

(赤ジャガイモの花) 朝五時、小学校への道を散歩をすると途中の大豆畑で、草取りをするにいつさんのおばあちゃんに会う。見た所一反(300坪)に少し欠けたサイズの畑である。一つの家が枝豆として食べるには多すぎる。「こんなにたくさんの大豆をつくってど…

信濃の国

信州の小海に住むようになって最初に知り合った人にあつしさんという人がいる。彼は私を車に乗せて、「とっておきの場所」に連れて行ってくれた。それはとある水源地と牧場だった。いずれも観光化されておらず、実に静かな所だった。車中の会話で、彼は信州…

千曲川

いつもの散歩道の民家の塀に、上の「7月4日あゆ解禁」の貼り紙があった。現代の日本で町を流れる川で鮎が釣れるというのは、ぜいたくな話といえるだろう。釣り人は、うちの子どもも通った小学校のわきを流れる相木川に釣り糸を垂れる。釣れるのは鮎のほかに…

小海おへそ城

先日、福島の姫君の来れば、わが姫とともに小海、市の沢なる「おへそ城」に具して行きぬ。市の沢は千曲川西側の秩父山地の山あひの、日当たりよくきよらなる南西向きの傾斜地にて、はるかに八ヶ岳を望む。菊栽培を営む農家多し。我が家より市の沢への道はよ…

エジプト展→動物園→松代大本営 遠足

5月3日は教会の兄弟姉妹20名でバス遠足に出かけた。バスの運転は行きも帰りも博彦さん。マイクロバスかと思ったら本格的なバスでまずびっくりした。長野インターまではバスは快適に走った。車中では、中学生が用意したビンゴゲームをした。テーマは「動物…

小海小学校

今朝、小学校に読み聞かせに行ってきた。校長先生が読み聞かせのたいせつさを強調なさって、地域のボランティアを募って3年前から始まった。ルケードの『たいせつなきみ』は、これまで二・三のクラスで読んだ。この間は、『とうもろこしおばあさん』というア…

冒険

今日は礼拝を終えてお昼ご飯、そして教会役員会の後、息子と東馬流(ひがしまながし)まで散歩した。千曲川に沿って、田んぼの間のあぜ道を通って、昔から気になっていた釣り橋に来た。もう十年以上もまえに、渡ってみようかと長男と来たが、草ぼうぼうでか…