今朝、小学校に読み聞かせに行ってきた。校長先生が読み聞かせのたいせつさを強調なさって、地域のボランティアを募って3年前から始まった。ルケードの『たいせつなきみ』は、これまで二・三のクラスで読んだ。この間は、『とうもろこしおばあさん』というアメリカ・インディアンの民話だった。これはちょっと不気味だが、「一粒の麦落ちて・・・」を思わせる不思議な民話。
今朝は、『くまくん』という絵本。最初のあいさつのときは緊張気味の子どもたちが、読み進むうち目をきらきらさせるようになり、げらげら笑いだして楽しかった。満足。子どもたちが減って車で送ってもらわないと教会に来にくいという状況になってきたので、こちらから出かけて行って、少しでも知り合うきっかけになればと思っている。
小海小学校は、田んぼとレタス畑と相木川という清流に接し、山々に囲まれている。校庭にはおおきなイチョウの木があって、子どもたちが木登りをして遊んでいる。相木川にはイワナやヤマメや鮎をねらってが釣り人がひとり今朝も糸を垂れていた。まもなく親子ともどもここで水遊びをする。水が山水なのでとてつもなく冷たい。秋になると山々が紅葉して、あの校庭の大イチョウは黄金に染まる。冬になると、校庭に隣接する田んぼを借り受けて水を張り、凍結させて、スケートリンクになる。
お客さんが来ると、たいてい小海小学校を見せにつれていくことにしている。
これが相木川。右に少し見えるのが小学校の建物。
校歌
作詞 石森 延男 作曲 信時 潔
一、野の花清くあざやかに 若い命は生き生きと
嵐が来てもおそれずに 働く力を育てよう
ともに歌おう晴れ晴れと みんなの小海小学校
二、山脈せまり森深く 清水流れるふるさとよ
大きな夢はこの胸に 正しい世界を学ぼうよ
ともに歌おう晴れ晴れと みんなの小海小学校
三、光よ雲よ野の鳥よ みんな仲良く語り合い
いたわり合って毎日を 明るく楽しく伸びようよ
ともに歌おう晴れ晴れと みんなの小海小学校