苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

やつがねの


 小海土村公園の祈りの丘に、ひとつの歌碑があります。
変体仮名で刻まれているので、簡単には読めません。苦労して、次のところまでわかりましたが、最終行がわからない。読者のうちでわかる方、教えてください。
 「屋津可ね能
     伊久ゑ能
       於根能
  加良まつの
     美と里旺むなる
       久尓はら××」




 「やつがねの 
     いくえの
        おねの
  からまつの
     みどり旺むなる
        くにはら××」

拡大(下のは横向きになっています)


 こういう古いものを読むことに無上の喜びを見出す大樹先生に質問したら、答えが返ってきた。最後の行は、「くにはらにたつ(丹多川)」だということだ。さすが!とすると、漢字かな混じり文に直すと次のとおり。

 「八が嶺の
     幾重の
       尾根の
  落葉松の
     緑さかむなる
       国原に立つ」