苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ノアの箱舟

 きのうも近所の子どもたちが何人か遊びに来ました。夏休みで行く所がないのでしょうね。先週の午後、玄関先でちょっとした工作をしていたら、男の子が近寄って来て、「何しているの?」というので、「工作だよ」と答えると、「何つくってるの?」というので、「お話しする団の前に、透明な板を立てるための足だよ」と答えると、「ふーん。このおうち入っていいの?」というので、「いいよ、でもお家に帰って、ランドセルを置いて、おかあさんに言ってから来てね」と話したのが始まりでした。

 せっかく来るので、紙芝居をしてあげることにしました。最初は「幸福の王子」、翌日は、「天地創造」、それから「最初の夫婦」・・・。そのあとは、大騒ぎして好きに遊んでいるのですが、「のどかわいた」とか「仲間外れにされた」とか「ドラムたたいたら、ならなくなった」とかいうので、少し約束を決めました。

1.かみしばいはちゃんと見る。

2.お茶・お水はちゃんとのむ。

3.ドラムをさわらない。
4.なかまはずれにしない。

おかあさんやおばあさんも何をしているんだろうと見に来ました。夏休みで子どもたちがずっと家にいるのに飽きて、どっかに行ってくれ、という感じなのでしょうが、どこにでもというわけにはゆかないのですね。上の「子どもの約束」を見て、中を見学して、安心されたようで、帰って行かれました。

 今日は「ノアの箱舟」の話でした。わりとちゃんと見て、聴いていました。

 コロナになって、たくさんのこどもを集めることがはばかられるようになって、夏まつりはできなくなりましたが、こうしてイエス様がご自分の大好きな子どもたちを連れて来てくれるので、感謝です。そういえば、ノアの箱舟に動物たちをどうやって集めたのかなあと思って読んでいたら、神様が選んだ動物たちは自分でやって来ると書いてありましたね。

「鳥は種類ごとに、動物も種類ごとに、また地面を這うすべてのものも種類ごとに、それぞれ二匹ずつが生き残れるよう、あなたのところに来なければならない。」(創世記6章20節)