昨日、娘が結婚をしました。司式者は牧師である私です。式の直前、着替えてきた娘が「お父さんへ」という手紙を渡してくれました。「あとで読んでね。」と言って。
ここ数日、娘の結婚が幸いであるようにと祈りつつ思いめぐらしていると、「受けるより与える方が幸いである」(使徒20:35)というみことばが胸に浮かんで来ては離れないので、式の中でこのみことばを二人に贈りました。
神様がこの悲しみに満ちた世界にクリスチャンホームを誕生させる目的は、二人が「僕たちは幸せだね」と自己満足するためでなく、寒さに震えている人を暖め、傷んでいる人の傷をかばうためなのだということです。
なぜ巡り逢うのかを 私たちは何も知らない
いつ巡り逢うのかを 私たちはいつも知らない
どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 二つの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない