苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

日常の変化

 20年間していた教団の理事者としての務めから解放されて、日常生活の大きな変化の一つは、毎日10通から20通を超えるメールが来なくなったことです。すべてが自分の担当に深くかかわるメールではないものの、一応、目を通してレスポンスをしなければならない場合が結構多いのです。ぽっかり穴が開いたようで寂しくは・・・全然ありません。ほっとしたというか、せいせいしました。

 もう一つの変化は、毎月1回、時には2回、月曜の朝まだ暗い時に起きだして千歳空港に向かわねばならないということがなくなりました。午前11時15分に始まる理事会が終わるのは深夜ですから、事務所で一泊して帰宅は翌日の午後になりました。そして担当局や委員会の会議で、もう一度ということも。むかし「東京へはもう何度も行きましたね。君が住む鼻の都♩」という歌がありました。あ、鼻ではなく花。HANAと打つと、パソコンがまず鼻を選ぶようになってしまいました。
 さて理事の働きに割いていた時間とエネルギーを、何に対して注ぎましょうか。ひとつは苫小牧での宣教と教会形成であり、もうひとつは北海道聖書学院における神学教育・伝道者養成です。いずれに関しても後継者を迎える準備もしていかねばなりません。

 私は主に召されて人生をお献げした者ですから、とにかく主の召しに相応しく応答をすることが肝要です。この節目、自分で勝手に決めないで、祈って考えながら歩いてこうと思います。