苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

北海道開拓の村

 昨日は、1929年生まれ、昭和4年生まれのH兄を札幌の厚別区にある北海道開拓の村にお連れしました。終戦を14歳で迎えたとおっしゃっていましたから、私の父のほんの少し下の方です。同世代の方たちで、まだ行ったことがないという教会の兄弟姉妹数名をお連れしたいと思っていたのですが、コロナ騒ぎのために老人ホームから外出を避けるようにという指示があって、H 兄以外お連れできませんでした。梅雨の合間のとても良いお天気で、札幌は30度近くまで気温が上がりましたが、からりとした風が吹いていて心地よかったです。

 開拓の村には何度か訪れていますが、今回は、リアルタイムでその時代を経験されたH兄が一緒だったので、いつもと違う面白さがありました。古い小学校校舎を訪ねると、「ああ、この教科書使ってましたよ」という具合です。戦中、戦争直後の社会、政治の動きなど、いろいろ聞かせていただきました。

 帰りには、きらきら公園の船着き場に立ち寄って、涼しい海風に吹かれました。楽しい一日でした。

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