「国民の生活が大事なんていう政治は、わたしは間違っていると思います。」(自民党稲田政調会長)
じゃあ、何が大事かといえば、国家だそうです。国家のために国民が命をささげるのが、稲田さんのいう道義です。つまり、国家崇拝。
ナチスに加担したドイツキリスト者は「国家は創造の秩序に属したもの」と教え、お国のためにいのちをささげよと教えましたが、ウソです。聖書によれば、創造において立てられた三つの制度は、安息日礼拝と家庭と仕事です(創世記1,2章)。堕落後、人間が罪に落ちたので、必要悪として剣の権能(警察権=国家)が二次的に立てられたにすぎません(創世記9章)。つまり、国民の生活のために国家が立てられたのであって、逆ではありません。
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