(列王下5:17)
新共同訳
ナアマンは言った。「僕は今後、主以外の他の神々にいけにえをささげることはしません。」
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シリヤで尊敬された凱旋将軍だったナアマンだが、彼には深い悩み、皮膚の病があった。それが、ちんけなヨルダン川で、衆人環視のなか、恥を忍んで、預言者のことばを信じて七回ザブンブクブク、ザブンブクブク、ザブンブクブク、ザブンブクブク、ザブンブクブク、ザブンブクブク、ザブンブクブクと身を沈めたら、ひどかった皮膚の病がつるつる卵肌となった。
主の恵み、その奇跡のわざに感激して、ナアマンは回心してまことの神のみを礼拝する者と変えられた。見事な回心だった。
このあとは微妙なところで、彼は王に仕える職責上、体が重いのか悪いのかひとりでかがむことができないシリア王が、偶像のまえにかがむとき、その介助をしなければならなかった。そのとき、ナアマンの体もかがむ形になってしまうことを彼は心配した。エリシャはシャロームと言って彼を見送る。
異教社会から選び出された人の回心の喜び、しかし、すぐに続く霊的戦い。今も、この長野県南佐久郡でも変わらない。
信徒たちに主のシャロームを祈る。