昨年12月23日、誕生日の会見で陛下は次のように語られた。
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」
陛下は護憲の立場を明確に表明しておられる。この中で、憲法制定について陛下は、「当時の知日派の米国人の協力」があったとを述べておられる点が興味深い。「押し付け憲法論」を論じる軽薄な政治家たちとちがって、陛下は実は相当憲法制定のプロセスについて正確に学んでおられるのだと思う。
こちらを参照されたい。
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20130521/p2