「先生が賛美歌を指定しておいて、自分は歌わないというのはよくないですよ。」と言われてしまったことがあります。2節の歌詞を吟味しないまま指定して、集会で歌い始めたら「あ!歌えないなあ」と感じたところです。それは、新聖歌247番2節。「来なば来たれ試みよ 襲いかかれ悪しき者」です。
「われらを試みにあわせず悪より救い出したまえ」と日々祈らざるを得ない身としては、歌えないと感じたわけです。同じように、何番だったか忘れましたが「来たれ来たれ苦しみ 憂き悩みもいとわじ」という歌詞もありましたね。賛美歌は、メロディの付いた祈りですから、私は本気で歌おうと努めています。すると、勇ましすぎる歌詞は歌えないのです。