苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

奥津国道 水彩風景画の描き方



 最近、手に入れた二冊。いつかこんな絵を描きたいと思う。学生時代は、水彩で風景をよく描いたものだった。また描きたいとずっと思いながら、なかなか実現できないでいる。この表紙の二枚、いずれも筆者が住んでいる信州を散歩すれば似たような風景に出会う。
 実は、二度ほど水彩の道具をもって出かけたことがある。定点観測式に、同じポイントで四季を描いてみたいと思ったのだ。だが、筆をとってもその先に進めない。
 なぜだろう。都会に住んでいると、この風景を切り取って家に持って帰りたいという衝動がスケッチさせるのだろうが、ここの住人になってみれば、そんな風景に慣れてしまうというわけではない。信州の風景にいつも感動する。だが、どんなに絵筆を駆使しても、四季折々のほんものを目の前にした感動にはかなわないという気持ちになってしまうのである。でも、いつかは・・・と思って、こういう本に手が伸びてしまう。