苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

やっぱりオリンピックのマラソンは苫小牧でしょう

 ようやく国際オリンピック委員会は、来年のオリンピックのマラソン競歩を東京でするのは無理と判断して、札幌に会場を移す提案を出しました。あたりまえのことでしょう。私も、このブログで8月9日にオリンピックは苫小牧で、と書きました。そして、苫小牧市役所に、その提案をメールで送りました。やる気なさそうな返事が届いただけでしたが。

 その時期、40度を超える東京でマラソンなどできるわけがないことは、子どもが考えても分ります。ある種の大人たちには、不思議とわからなくなるみたいですが。欲がからむと理性がマヒするのです。

 しかし、残念ながら、内陸性気候の札幌でも30度を超えますから、相当暑いというのが事実です。北海道に住むようになって知ったのですが、北海道の内陸部は暑くて、暑いからこそ、夕張メロンなどというものができるのです。まあ内陸式は夜は冷え込むので、明け方9時にはレースが終わるようにすればいいかもしれません。
 北海道で夏場涼しくマラソンに適した都市は、苫小牧と釧路だけでしょう。千歳空港からの便利さも勘案すれば、苫小牧がベストです。夏らしい日がほとんどなく、25度を超えません。陸上競技場もあります。ただ宿泊施設が足りないとか、ボランティアの確保がむずかしいでしょうね。
 とりあえずIOCに情報提供しました。

 

 もともとの問題は、2つあります。一つは、米国のテレビ局の都合としては秋はドル箱のスポーツイベントが目白押しだから、オリンピックと重ねたくないということが優先しての夏開催と決まっていること。IOCと米国のテレビ局はべったりくっついているのですね。もう一つは、我が国の首相が、JOCと一緒になって7月末から8月初頭の日本がスポーツをするうえで最良の温暖な気候であると、世界に向かって得意の大ウソをついたことです。