来年、酷暑の季節に東京オリンピックを強行しようとしていますが、報道に触れるたび、ほとんどの人は、「観客や選手たちで熱中症で倒れる人、下手すると冗談でなく死者も出るだろう」と感じているのではないでしょうか。しかも、酷暑に開催する理由が米国の放送局とIOCの懐の都合だというのです。もし実際に犠牲者が出れば、日本の国際的信用もがた落ちになります。生活排水の流れ込む大腸菌うようよの東京湾をトライアスロンでは泳がせるそうですし。このまま行けば、史上最悪のオリンピックになります。
ところで、空調服というのが、今流行していることを知りました。基本的に作業着で、それにパソコンのような冷却ファンが付いているものです。使った人は、あまりの涼しさにびっくりしています。オリンピックのボランティアのユニフォームとして採用してはどうでしょう。マラソン選手なども、空調服を着ていたら、熱中症で生命の危機に陥らなくてすむのではないでしょうか。ルール上問題があるならば、人命尊重の観点からルールを改めてもよいのではないかと思います。
空調服はもともと地球温暖化防止という発想から発明されたものだそうです。建物の内側をガンガン冷やして屋外をガンガン温めているのが、冷房です。それをどうしたらやめられるかと考えたのだそうです。もしオリンピックで空調服を世界にPRできたら、意義深いことでしょうね。今年はヨーロッパ諸国もうだるように暑いそうですが、あちらの伝統的な石造りの建物はクーラーを設置することが出来ず、苦しんでいるそうです。空調服を輸出してあげればよいのに、と思います。
【夏・熱中症対策】超快適!空調服ベストのススメ♪ (ワークマン&ジーベック)
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