苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

旭川エクステンションに

 昨日、主の日の朝は「義に飢え渇く者は幸いである」というみことばを学びました。昼食後は、映画『塩狩峠』鑑賞。主人公の永野信夫は、まさしく義に飢え渇く生き方をして、その果てにキリストに出会い、そしてますます義に飢え渇く生涯をまっとうした人でした。

 夕礼拝は、説教代読を奉仕神学生にお委ねして、私は今日の北海道聖書学院出張授業のため、JRで旭川に来ました。説教代読というスタイルは、私が神学生時代に宮村先生から「パウロたちの手紙はまさに説教代読のテキストです」と委ねられたものです。一週間前には代読者に原稿を渡して、準備をしてもらいます。

 苫小牧から旭川まで3時間半。旭川は『塩狩峠』の舞台。私は高校三年の夏にこの映画を見て、キリストを求め始めたんだなあ、と思いながら、汽車(北海道ではJRを汽車と呼びます)に乗るうち、車窓から見える景色はすっかり夜になりました。旭川駅に着くと、加藤先生ご夫妻が迎えてくださいました。ミニ豚丼とザンギのセットをごちそうになりました。「ザンギって仮面ライダーにいましたよねえ。」というと、北海道赴任三年目の加藤先生も「そうそう。私もそう思った。」とのこと。ザンギとは鶏のから揚げのことです。

 食後、旭川駅前でコンドルは飛んで行くを吹いて、ホテル到着。一夜明けると、霜が降りています。もう本格的に秋。あ、出張授業のテーマは「失われた歴史から」です。