苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン3月9日  主の御目

詩篇33:17,18
軍馬も勝利の頼みにはならない。
その大きな力も救いにならない。
見よ。【主】の目は主を恐れる者に注がれる。
その恵みを待ち望む者に。(新改訳)


馬は勝利をもたらすものとはならず、
兵の数によって救われるのでもない。
見よ、主は御目を注がれる、
主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。(新共同訳)

 人は目にみえる力に頼みがちである。数が多いと奢る。現在の数におごって憲法を公然と踏みにじる政府与党の国会運営は傲慢のきわみである。
 逆に数が少ないと、人は不安になりがちである。自分はそうありたくないと思いながら言いながら、過疎に向かう小さな田舎で伝道し続けている者としてはやはり不安になる。
 だが、数の多さを誇るのも、数が少ないのを不安に感じるのも愚かなこと。主を恐れる者であること、主の恵みを待ち望むことである。そうであれば、主は御目を注いでくださる。