苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

エネルギー政策パブリックコメント締め切り間近

 わが国のエネルギー政策について、パブリックコメント締め切り間近となりましたと、案内が来たので、下記のコメントを送りました。読者のみなさんも、御自分の意見を表明なさることをお勧めします。
 こちらから→http://www.avaaz.org/jp/japan_energy_plan/?bMxKjcb&v=17067

<概要>
1 原発依存は可及的速やかに0とする。
2 代替エネルギーは、シェールガス火力。
3 日本海側のメタンハイドレート採掘を強力に推進する。
4 自然エネルギー開発を推進する。
<意見及びその理由>
1 わが国は地震国でありしかも活動期なので、原発は無理である。具体例をあげる。
 浜岡原発は、震央に位置するので、津波対策をいくらやっても、直下からの猛烈な揺れで原発は破壊されてしまう。運転中であれば制御棒は入らない。そのあと津波が来たら、前にしか防潮堤がないので両脇から水が入り込んで結局だめになってしまう。また取水口は砂で埋められてしまうので、冷却水が取り込めなくなり、冷却不能の陥る。そうなると、静岡から関東一円は人が住めなくなり、3000万人が難民化する。

2 また、かりに運良く日本中の原発のどれひとつ、今後、地震でこわれなくても、放射性廃棄物を無毒化することができない。これ以上、放射能のゴミを次世代に送るわけには行かない。


3 代替エネルギーとしての天然ガス発電は環境負荷が少ない。

4 太平洋側のメタンハイドレートは、現状では使えるまでにコストがかかりすぎるが、日本海側のメタンハイドレートは結晶化した固体なので、すぐに採掘して実用化することができる。しかも莫大にあるから、海外からの天然ガス輸入が不要となる。

5 自然エネルギーとして有効に思われるのは、海流発電(黒潮発電)、藻類からの燃料造り(筑波大学)。