原発の世界的権威であるアニー・ガンダーセン博士が、福島第一原発の根本原因は「想定外の津波によって、緊急用ディーゼル発電機が水浸しにされたことである」という通説をくつがえしている。
真の原因は、水辺に設置された冷却用海水くみ上げ用のポンプだった。ポンプが破壊されてしまえば、たとえディーゼル発電機を高所に移しても、水をくみ上げることはできない。
だが、どういうわけか原発業界はこの事実を公表しようとしない。見落としてしまっているのだろうか?それとも、ポンプは水辺に設置せざるをえないので、この弱点は、すべての原子力発電所に共通しているから不都合な事実だからだろうか?
いずれにせよ、日本中・世界中の海辺にある原発は、すみやかに対処する必要がある。津波に破壊されないポンプにするか、水中ポンプにするかということである。この情報は、ぜひとも関係者が知るべきことであると思うので、どのようにかして伝えたい。
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「もっと悪かったかもしれない」
http://fairewinds.org/ja/content/%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E6%82%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84
原発事故の原因については、津波による全電源停止、原子炉の再循環ポンプにつながるパイプの破断などいろいろいわれている。全体がシステムであって、一部が壊れたら全部パ〜なのだとよくわかる。とにかく、不確かな原発が地震や津波には耐えられないことだけは確かである。