「午後7時20分頃、和歌山県の北部を震源とする強い地震がありました。震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.4と推定されます。この地震による津波の心配はありません。
各地の震度は、震度5強が和歌山県広川町、日高川町などで、震度5弱が和歌山県の有田市、湯浅町などで観測されています。」(TBS)
6月30日には長野県松本で、今日は和歌山で震度5強の地震である。いずれも直下型である。先の大震災で列島全体にひずみが生じているので、これからも1年ほどはあちこちで直下型の地震が起こっていくことが予測されている。直下型は範囲が狭いのでマグニチュード(地震の規模)は小さいが、激しい縦揺れとなるので被害が大きい。
松本では、本棚が倒れて書物の下敷きになって44歳の男性が死亡したと伝えられている。読者のみなさん、家具、冷蔵庫などを緊急で固定してほしい。ただし「つっぱり棒」は値段が高いだけで役に立たない。安価なL字金具を上手に使うことである。
☆こちらを参照→http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20100123
それから高層ビルなどで、地震のときに特に危険な凶器は、キャスターのついたコピー機である。ほかの棚は固定していても、借り物のコピー機は盲点になりがち。