苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

教会と国家

バプテスマ

使徒2:37−47 2009年10月4日 小海主日礼拝 けさは初代教会のバプテスマのようすに学びます。1.バプテスマ 「人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、『兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか』と言った。そこでペテロは彼…

亡国の愛国心

霊泉寺温泉で毎年ひらかれる信州夏期宣教講座に出席してきた。袴田康裕牧師「ウェストミンスター信仰告白における戦争と平和」、安藤肇牧師「日本基督教団の戦争責任」、登家勝也牧師「戦争にかかわる旧約聖書釈義の学び」、菅原正道牧師報告「平和(市民)運…

ふたつのR13

お上のいうことには一切逆らってはいけない。お上がいうことはたとえ悪いことであっても、いうことを聞くしかないのだ。聞かなければ痛い目にあわされてしまうのだから。・・・日ごろは威勢の良いことを言っていても、こと国が相手となると、こんな態度を取…

荊冠の王 その2

中世ヨーロッパにはたくさんの領主たちがそれぞれの領土をもち、修道院や教会の荘園もたくさんありました。王というのはせいぜいそういう多数の領主たちのなかの盟主にすぎませんでした。一応、俗権の総まとめとして神聖ローマ皇帝はいるにはいましたが、そ…

荊冠の王

キリストには預言者・祭司・王という三職がある。預言者の務めとは、神のみことばをわたしたちに取り次ぐ働きである。キリストは預言者の務めを、人として世に来られ、ご自身の教えと生き方をもって示され、また御霊によって聖書を啓示なさることによって遂…