苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

伊達に行きました

 昨日は伊達福音教会と苫小牧福音教会の講壇交換でした。説教者交換という意味です。礼拝後、父の日の楽しい「格付けチェック」クイズがあり、カレー愛餐会がありました。二年前苫小牧から伊達に転じられたH兄とのまじわりも楽しい時でした。

 礼拝後、大雨が降っていましたが、伊達歴史ミュージアムという小さな博物館に立ち寄りました。玄関ホールになぜか巨大なカラス像がありました。


 北海道には、北広島、徳島、熊本、愛知など本州から移民した人たちが故郷を記念した地名が多いのですが、伊達もその一つです。明治2年、薩長土肥版籍奉還に続いて、全国の藩が版籍奉還をしました。同年、伊達邦成さんは部下たちとともに、この地に自ら視察に来て、「ここならば開墾すれば農業もできて領民たちがやっていける」と判断して、政府に開拓に赴くことを申し出たのだそうです。そして翌3年に第一回の移住で殿様と家臣たち領民が移住し、移住はその後、明治14年まで第9回までに続きました。実際、伊達という場所は、北海道でありながら柿の木があるほど温暖で地味もよいのです。アイヌの人々にも物心両面で助けてもらったと記録があります。

 クイズです。 邦成さんの先祖の伊達成実(しげざね)さんの鎧兜が面白かったので、写真を載せておきます。兜の前立ての大きな房はなにを模したものでしょう?鎧の前垂れにたくさん記された「香車」がヒントです。

 変な前立て、これはなんでしょう?

前垂れには香車香車香車香車・・・