お正月5日目、午前中、年に一度の健康診断に行ってきました。精一杯、背筋を伸ばしましたが、身長が175センチを切っていました。縮んでいます。外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされる人生を神様からいただいていることは感謝なことですね。
ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。(2コリント4:16)。
ちなみに、「外なる人」とは肉体で「内なる人」とは魂(プシュケー)ではないでしょう。なぜなら、魂の機能である知性・感情・意志という機能は肉体とともに加齢にしたがって衰えるからです。とすれば、加齢とともに衰えず、かえって日々新たにされる「内なる人」とは霊(プネウマ)でしょう。キリストを信じた者のうちには聖霊が宿ってくださるので、私たちの内なる人は日々新たにされるのです。
ちなみに、キリスト教神学の伝統では、人間の構成を肉体と精神(魂=霊)でとらえる二分説と、肉体と魂と霊でとらえる三分説があり、このごろの流行は一元説ですが、三分説が聖書の理解と人間の現実の理解にかなっていると思います。
このあたりのこと、詳しく知りたい方は『新・神を愛するための神学講座』「第九章 人間の構成ー外なる人、内なる人」を参照してください。