今、『新・神を愛するための神学講座』(仮題)を書いていて、完成間近です。目次は、こんな感じです。
新・神を愛するための神学講座
目次
第一章 神学とは
1 神を愛するために
(1)「神学」など、してよいのか?
(2)神が霊でいらっしゃるから
(3)神は無限であるから
(4)神を愛するために
(5)神学は聖書のマニュアル化であってはならない
2 聖書啓示の方法とキリスト
(1)抽象化を許さない聖書啓示の方法
(2)生けるキリストを通して神を知る
3 神学の諸部門と順序と用語
(1)神学の諸部門
(2)叙述の順序
(3)教理・教義・信条について
第二章 啓示について
1 啓示は必要不可欠
2 被造物啓示(一般啓示)
3 「自然神学」について
4 被造物啓示の役割
5 特別啓示とその保存
第三章 聖書啓示とその解釈
1 啓示の中心キリスト
2 キリストの二性と聖書の二性
3 聖書の唯一の著者
4 行為啓示とことば啓示
5 聖書の霊感
6 聖書の完結と普及
7 啓示の漸進性
8 聖書の権威
9 「聖書には誤りがない」とは
10 聖書解釈の決め手
第四章 唯一まことの神
1 自然宗教
(1)多神教
(2)汎神論
2 理神論(デイズム)
3 唯一まことの神
(1)自存性・超越性・絶対性
(2)偶像崇拝の禁止
(3)マモニズムの破壊力
第五章 聖三位一体
1 神秘ではなく謎として
2 旧約聖書
(1)「われわれ」
(2)知恵・ことば
(3)神の霊
3 新約聖書
(1)御子「神のかたち」
(2)聖霊
(3)父・子・聖霊が一組で
4 父・子・聖霊の関係
(1)三者の関係
(2)役割の区別
(3)愛の交わり
(4)神の人格性
第六章 聖定と創造
1 聖定・キリストにある予定のゴール
2 創造
(1)聖定と人間の自由意志
(2)創造と摂理の区別
3 御子は、創造における仲保者
4 無からの創造
5 第一の創造記事
6 被造世界の特徴 ―統一性と多様性と時間性―
(1)統一性と多様性
(2)時間性・時の螺旋構造
第八章 創造記事と進化論
1 オリエント神話と絡めた解釈
2 有神論的進化論
(1)有神論的進化論の利点
(2)有神論的進化論の欠陥
3 特別創造論
(1)神の契約の歴史的序文
(2)創世記一章一節の理解
(3)「日」(ヨーム)の理解
(4)「種類ごとに」
第九章 摂理
1 聖定・創造・摂理
2 保持
3 統治
4 あらゆるところで
5 摂理と聖化
第十章 「神のかたち」のかたちである人間
1 四つの状態
2 従来の「神のかたち」理解
3 「神のかたち」は御子である
4 完成を目指す者として造られた
5 神と隣人との関係
6 地の相続人の資質:知と義と聖
7 地の相続人の務め
第十一章 人間の構成―外なる人、内なる人とは
1 人間の構成
2 一元論と聖書解釈の前提
3 二分説
4 三分説
(付録)人間の個性と聖霊の働き
第十二章 人の罪と世界の悲惨
1 神との関係―善悪の知識の木
(1)五つの関係
(2)契約のしるし
(3)木の名の意味
(4)神の御顔を避けて
2 悪魔の誘惑
(1)蛇、竜、この世の神
(2)悪魔の誘惑・暗闇の圧制
3 対自己関係の悲惨
4 夫婦・対人関係の悲惨
5 対被造物関係の悲惨
6 罪
(1)罪責
(2)原罪
(3)悲惨
7 罪観は神学のアルキメデス点
(1)三種の神学体系
(2)論争でなく神学的議論を
第十三章 契約による神の計画の展望
1.創造の契約と三つの定め
2 原福音
(1)「いのち」と「死」
(2)「女の子孫」が悪魔を打つ
(3)いちじくの葉と恵みの皮衣
3.ノア契約―保持の契約
4.アブラハム契約―相続の契約
5.シナイ契約―幕屋と律法の契約
6.ダビデ契約―王国の契約―
7.キリストにおける契約の成就
第十四章 キリスト
1 イエスに関する基本的事実
2 キリストの二性一人格
3 相続と仲介の役割
4 預言者・祭司である王
第十五章 贖い論
1 対悪魔勝利説
2 満足説
3 改革者たちは刑罰代理を核心として、悪魔に対する勝利も説いた
(1)刑罰代理説
(2)悪魔に対する勝利
4 道徳的感化説
結論
第十五章 救いの順序
1 救いとは
(1)福音の目指すこと
(2)罪と悪魔
2 救いの順序
3 予定
(1)概要
(2)予定理解の重要点
(3)召し・キリストとの結合
第十六章 義認①
1 この世における三つの主な祝福
2 ローマ書における救いの教えの順序
3 義人はいない
4 律法の行いでなく、イエスを信じる信仰によって
5 義認の主語は神
6 義認は法廷的な決定
7 十字架のテオディセー
8 キリスト者の過去・現在・未来
9 キリストの契約に入れられているゆえにこそ
第十七章 聖化―祝福の適用②
1.義認と聖化は区別されるが、密接不可分
2.信徒は聖化について自覚的に協力する
3.キリストとともに死んでよみがえり、「罪」から解放された
4.律法の呪いから解放され、御霊によって仕える
(1)律法の三つの用法
(2)律法からも解放され、御霊によって仕える
5.サタンの欺きと奴隷的恐怖
第十八章 子としての聖化―祝福の適用③
1.義認と聖化の矛盾?
2.ノモスの発見
3.子とする御霊
4.愛は律法の要求を満たす
5.神の家族の一員とされた
6.世界の相続人
第十九章 主の教会
1 教会とは
(1)聖なる公同の教会
(2)地域教会
2 キリストのからだ
(1)キリストの王権
(2)キリストとの生命的一体性
(3)多様性と一致
(4)成長
3 教会の務めとしるし
(1)キリストと教会の三重職
(2)真の教会のしるし
4 聖礼典
(1)聖礼典とは
(2)バプテスマと聖餐
5 教会政治の方法
第二十章 教会と俗権
1 俗権は本来、「民の暮らし」の手段
2 教会の権能と俗権の権能
3 国家の獣化
5 どう生きるべきか
(1)国民の二つの立場
(2)祭司・預言者・王として
第二十一章 終末(1)
1 終末の教理の略史
2 四つの「終末」
(1)「すでに」
(2)「いまだ」
(4)彼岸的終末論
3 個人的終末論
(1)死
(2)肉体的死の意義の変化
(3)中間状態
(4)復活
第二十二章 終末(2)―前兆とその扱い
1 一般的前兆
2 教会に関する前兆
3 再臨直前の前兆と主の再臨
4 審判と王国の完成
5 千年王国について
結び