このところネヘミヤ記を聴いています。ネヘミヤと民が、妨害を受けながらも、神からいただいた使命である神殿再建のために奮闘する記事です。今日はネヘミヤ記10章でしたが、七年ごとの安息の年を実施することと、初物を神に聖なるものとしてささげることと、宮に仕えるレビ族に十分の一を与えレビ族はその十分の一を神にささげることが記されています。いずれも、聖別という思想と実践です。
逆に言えば、この聖別を怠ったことが、滅亡を招いたということです。安息の年そしてヨベルの年を怠った結果、イスラエルのうちにははなはだしい貧富の格差が生じて不公正な社会となりました。当然、畑地もやせ衰えてしまったことでしょう。また、十分の一の聖別を怠ったために、レビ人たちは生活ができなくなって宮は放置され荒廃してしまいました。
神の所有を神のものとして聖別して生きるところに祝福があることを確認しました。