出エジプト25:30「机の上には臨在のパンを置き、絶えずわたしの前にあるようにする。」(新改訳2017)
次の主の日の夕礼拝は、出エジプト記から備えのパンの机についてです。旧約時代、神がそのご臨在を現わしてくださった礼拝施設、神の幕屋について順々に学んできて、聖所の中の香檀、燭台に続き、三つ目の調度品となります。
「机」と訳されたのはシュルカンということばなのですが、用いられたのはイスラエル十二部族からの感謝を表す12のパンを載せるためでした。つまり、勉強机ではないのです。「机」は、辞書的には現代語ではふつうそこで書物を読んだり、ものを書いたりする台を意味しますから、違和感があります。「机」よりもむしろ食卓、卓、テーブルのほうが良いように思われます。あ、まあ、私は会堂の牧師書斎の勉強机で妻がつくってくれたお弁当を、いつも食べているのですけれども。