おととい洗礼を受けた95歳のY姉を、娘さん(といっても私よりだいぶ上)といっしょに訪問しました。「どうかな、洗礼の時だけ認知症が一時的に解けたのかなあ、それとも・・・」と思って訪問しました。
で、洗礼証明書を説明すると、「ありがとうございます」とおっしゃっいました。私の好きな讃美歌121番「まぶねの中に」を歌う間、ずっと手をにぎっていて、途中からさすってくれながら聞いていました。歌い終わるとまた、「ありがとうございます」とおっしゃいました。洗礼とともに認知症までかなり治ってしまったんです。その上、全然口から食事がはいらなくなっていたのに、おかゆが少しづつ食べられるようになりました。嬉しくて、鼻笛でアメイジンググレイスを吹いてあげました。神様は、Y姉を証人として、地上でしばらくおもちいになるおつもりのようです。
「いやあ、奇跡的ですねえ」と言ったら、娘さんのK姉は「奇跡です」と笑っていました。