苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

歩けば健康

 毎日5000歩あるけば認知症発症率は7分の1になり、毎日7000歩あるけば骨粗しょう症発症率は6分の1になり、毎日4000歩あるけば鬱発症率は3分の1になり、毎日8000歩あるけば、高血圧の発症率は6分の1になるそうです。 群馬県中之条町で15年間にわたる5000人の住民調査の結果わかったことだそうです。けさ、たまたまネット上で見た何かの番組で言っていました。
認知症は脳の血流不足が一因だそうです。骨粗しょう症は、カルシウムを骨に定着させる骨芽細胞が不足して起こるそうで、骨芽細胞は血流が悪いとあまりでないとのこと。うつ病ではセロトニン不足で起こりますが、セロトニンは朝の屋外歩行で出てくるそうです。
 思い出したのが、プラトンの逍遥学派です。やっぱり歩きながらだと、足裏のつぼも刺激されるし、脳の血流もよくなるんでしょうね。主イエスも弟子たちと徒歩で旅をしながら教えましたねえ。
 
追記>
 高齢者はあまり無理ある歩き方をしないようにという助言も見つかりました。読んでみると、どうやら、体をねじらない、ナンバ歩き(二軸歩き)がいいようですね。右手・右足、左手左足をいっしょに出す歩き方です。これは和服が乱れないための、昔の日本人の歩き方と言われています。たしかに明治以降の西洋風の歩き方では、からだがねじれますから着物の前が乱れてしまいます。
https://president.jp/articles/-/26129