苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

筆をいただきました

 私は毎週子ども紙芝居にちなむみことばを、カレンダーの裏に墨書しているのですが、筆先が割れて限界だなあと感じていたら、教会の大先輩が小筆三本、中筆一本、大筆二本をプレゼントしてくださいました。「いつかやろうと思って買っておいたのですが、もう手が震えるので」とおっしゃるのです。

 ありがたや。その方の分もお習字がんばらなくては。

 2年前、私は心臓の手術で入院した人生の大先輩にお見舞いにみことばを書いてあげたくて、2年前に墨書をはじめました。それまでは書のことは全く知りませんでした。筆の持ち方などはyoutubeに出ていたのから学んで、毎朝、聖句を一つ書くことにして、W牧師がくださった筆で三か月続けました。先生によると三か月毎日書けば、筆が手になじんでくるとおっしゃったからです。

 硯は持っていません。百均の墨汁をジャムの空き瓶に移して、そこに直に筆をつっこんで書きます。これが毎日続ける秘訣です。墨をすったり、その汚した流しをきれいにしたりする手間がかかると、毎日続けられなくなるからです。でも、筆だけはちゃんとしたものでないとだめです。弘法は筆を選ばずといいますが、弘法じゃないですから。・・・と、まあ書道の先生からは怒られそうなアドバイスです。

 三か月、毎朝一枚か二枚書くと、たしかに筆が手になじんでくるから不思議です。