苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

靴の話

 11月下旬、定山渓の宿で神学校の教員たちの研修があった。テーマは「聖書信仰」。充実した学びのあと、さて帰ろうということになったとき、なんと自分の靴がない。みなさんが去って行くと、結果、予想通り、メーカーは違うけれど、私の靴と同じ型の靴が残されていた。履いて行かれて無くなったのは、10か月ほど履いたASAHIのRELAXERという靴。残されたのはGT HAWKINSで、履いてみると少し窮屈である。
 靴がないので宿屋はサンダルをくれて、それを履いて帰宅した。同情した南千歳の牧師さんが車に乗せて自宅まで送ってくれた。途中札幌ラーメンの発祥のお店に案内してくれて、楽しいまじわりとなった。
 宿屋から別の団体の宿泊客に電話して当たっていただき、神学校関係者にもみな当たっていただいたが、二週間たっても不思議なことに、ASAHIの靴を持って行ってしまった人から連絡がはいらない。よほどぴったりで気づかないのだろう。結局、しかたないので、置いて行かれたGTの靴をなんとかして履いてみようかということにして、宿屋に連絡して着払いで送ってもらった。
 送られてきたGTはふしぎな靴で、足を入れるところはそれなりに使用感があるのに、底はほとんど減っていない。我が家の名探偵によると、車いすに乗っている人の靴か、あるいは、車内用にしている靴ではないか、とのこと。なるほど。
 当然、少々窮屈である。なんとかして大きく伸ばしたいと思って調べたら、靴のばし器(シューフィッター、シューストレッチャー)というものがあることがわかった。amazonで調べると、ちょっとした値段である。しゃくである。そこで百円ショップに出かけたら、百円でなく150円で結構よい品物をみつけたので、それを二つ買ってきた。そして、一晩、試してみたら、ピッタリになった。
 ま、靴をめぐっていろいろあったが、結果はよかった、かな。