ル・コルビジエが設計した国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されたそうです。一階が柱だけで上部を支えるピロティ建築です。私などは故郷の神戸の震災の際に、同じ構造の建物がことごとく壊れたので、大丈夫かなあと思いました。津波のときには有利だそうですが。同じ心配をした人がいたようで、すでに免震工事が施されているのだそうです。
コルビジエといえば、家具のデザインもするそうです。ソファのデザインも西洋美術館と同じかたち。おもしろいですね。
西洋では建築は芸術家の仕事だそうですが、日本では建築学は工学部で勉強することになっています。地震の多い日本だから、しぜんそういうことなのでしょうが、建築に対する根本的な考え方がちがうようです。