出エジプト記14章21節
モーセ手を海の上に伸ければヱホバ終夜強き東風をもて海を退かしめ海を陸地となしたまひて水遂に分れたり (文語訳）モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。(口語訳）
そのとき、モーセが手を海の上に差し伸ばすと、【主】は一晩中強い東風で海を退かせ、海を陸地とされた。それで水は分かれた。(新改訳）
モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら激しい東風をもって海を押し返された。(新共同訳)
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けさは、fbで知り合いの方が、ローズンゲンとあわせて引用されたヨブ記の一節が深く印象に刻まれたので、同じようにここに掲げておきたい。
「ここまでは来てもよい。しかし、これ以上はいけない。あなたの高ぶる波はこここでとどまれ」と。(新改訳ヨブ記38章11節)
苦悩の淵から叫びつづけるヨブに対して、主が嵐の中から語りはじめられた部分である。
なぜ心にとまったか？ それは、憲法を罵倒し、戦争を知る世代の助言を無視し、外国人記者団との会見を拒否し、ドイツ首相の警告も無視し、彼らにとって最も大事なはずの天皇の制止すら非難し、うそばかりついて、国民と世界をひたすら悲惨な戦争へと引きずってゆこうとする現政権の｢高ぶる波」を主が押し止め、押し返してくださるか、あるいは二つに割るかしてくださいという願いと一致するから。
＊シナイ山と葦の海の位置にかんする、考古学の新発見については、こちらリンク先。未見の方はぜひ。びっくりしますよ。
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/searchdiary?word=%A5%D0%A5%A2%A5%EB%A1%A6%A5%C4%A5%A7%A5%D5%A5%A9%A5%F3
