苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン2月7日   主のみことば

詩篇19:8
【主】の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、
【主】の仰せはきよくて、人の目を明るくする。(新改訳)


主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、
主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。(口語訳)


ヱホバの訓諭はなほくして心をよろこばしめ ヱホバの誡命はきよくして眼をあきらかならしむ(文語訳)


主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え
主の戒めは清らかで、目に光を与える。(新共同訳)

<感想>
 詩篇19篇は、「もろもろの天は神の栄光をあらわし」と、前半は被造物である宇宙を通しての啓示が歌われ、後半はみことばによる啓示が歌われる。本日の箇所は後半部の一節。戒め、さとし、訓諭、命令とか、仰せ、誡命といろいろ訳語はあるけれど、どれも主のことばを意味している。
 主のことばの特質は、まっすぐであること。主のことばは抽象語をこねくり回した複雑な哲学書とは違って、具体的でまっすぐであり、また、委曲を尽くした文学的な書きぶりはなくて素朴である。しかし、主のみことばは心に喜びを与え、生きる力を与える。
 また主のみことばは、清らかで混じりけがなく、曇った目に光を与えて正邪を見分け闇に足をとられぬように守ってくださる。

 あすは主の日。正直(せいちょく)さをもって心に喜びを与え、清さをもって曇った目を明るくする、あなたのみことばを、兄弟姉妹に十分におわかちすることができますように、しもべを助けてください。