苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

共に生きる世界

 動画で、屋根の上を丸い蓋をソリにして、繰り返し遊ぶカラスを見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=6pilHk4aEcw

 ゾウの画家、こっそり主人に隠れてワンワン鳴く猫、溺れたカラスを助ける熊、孤児のカバを養子にするゾウガメ、カモシカの子どもを仲間から守るライオン、ねじ蓋のあけかたを学習するタコ、ゴミを片付けるカラス、鯉に餌を分けてやるコクチョウ、ああそれからしゃべるロバ、飼ってた猫が死んだら悲嘆にくれるゴリラ。いろいろいますね。
 動物たちはデカルトがいったような本能と衝動だけで動く機械でないことは明白です。
 また、自然界は弱肉強食の世界だと言い習わされてきましたけれど、実際には、それ以前にまず共生の世界だということも、このごろ分かってきたそうです。
 昨日朝、微生物の絵本の紹介を落合恵子さんがしていましたが、その中で、蟻の触覚には2000万の微生物がすんでいて、スプーン一杯の水には10億(だったかな)の微生物がすんでいて、私たちの体の中にはもう膨大な数の微生物がすんでいて私たちを生かしていてくれるんだという話をしていました。時に害をなす微生物がいるけれども、圧倒的に善をなしている微生物が多いのです。