地震が迫っています。特に、関東地方、東海地方では喫緊の課題です。そこで、建物の地震対策ですが、これはほんとにすごい!と思うのは、前にも紹介したかもしれませんが、「エアー断震」システムです。耐震もなく、制震でもなく、免震でもなく、断震です。空気で地震の揺れを建物から断ち切ってしまうのです。
耐震構造で建物は壊れなくても、大地震の場合、家の中の家具が倒れて大きな被害がでるものですが、断震システムであれば、家のなかも守られます。
開発したのは、小さな工務店の大工さんだということも、なんだかうれしいことです。
小海の教会堂は、どうなのか?建築当時、残念ながらまだエアー断震システムが開発されていませんでした。
こちらは、在来工法の家。
こちらは、耐震構造。建物はめっぽう強いのですが、中にいたら怪我をしますね。
こちらはエアー断震の地震体験証言。
でも、新築は無理と言う方がほとんどでしょう。であれば、制震ダンパー(車のショックアブゾーバーみたいなの)をつければ、震度7でも震度5まで制御されます。これならば、すでに建てた家にも、取り付け可能です。