6:11さて主の使がきて、アビエゼルびとヨアシに属するオフラにあるテレビンの木の下に座した。時にヨアシの子ギデオンはミデアンびとの目を避けるために酒ぶねの中で麦を打っていたが、 6:12主の使は彼に現れて言った、「大勇士よ、主はあなたと共におられます」。 士師6:11,12
ギデオンがミデヤン人を恐れてこそこそ仕事をしているときに、主の使いは彼に「大勇士よ」(新改訳は「勇士よ」)と呼びかけた。皮肉というべきか。いや、ことばをもって無から万物を造られた主が「大勇士よ」と呼びかけると、臆病者は事実、大勇士となるのだ。
創世記やヨシュア記そして士師記に登場する「主の使い」は主ご自身であるばあいが多い。神学者たちが言う「受肉以前のロゴス」。ここもそうではなかろうか。だとすると、「主はあなたとともにおられる」と訳したほうがよいかもしれない。
臼田のロケットの公園で花見。寒いのであまり人がいませんでした。