苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

水草という名字(3)

 夜の家庭集会を終えて帰宅すると、奈良に住む水草さんからメッセージが届いていた。それによると、その水草さんの出身地は広島県福山の箱田であり、福山城築城(1622年)の際、天守閣の大黒柱を寄贈した古文書が見つかっているとのことで、500年〜600年前からの(武士)と聞いているということである。
 福山箱田の水草といえば、私の父の親戚筋である。父の祖父はその福山箱田に生まれている。
 500〜600年前といえば室町時代である。福山城の完成は元和8年(1622年)ですでに関ヶ原を経て江戸時代の初期である。ということは、江戸水草さんの唱える「広島福山の水草は、幕末に広島に転戦し、その結果、広島にも水草がいる」という説はまちがいのようである。
 ということであるから、尾張水草と福山水草は別系統である。もし尾張水草と福山水草のルーツが一つだとすれば、それは室町以前ということになるのだが、果たして・・・。